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画一化 そしてブルゴーニュとフレンチローストの魔力

2019年3月9日

多くの会社や店が情報を共有化できるようになり、コーヒー豆屋さんは、頭でっかちになっているとの指摘は多くのコーヒー好きから聞きます。
「なんでこんなに能書きを説明されて、なんでこの程度の味なんでしょう」。
これは、2000年代に比べ顕著です。
2010年代は圧倒的にネットの時代で、それ以降に出店した店は輸入商社の情報を転載します。

 

 

 

20年前「コーヒーのテースティング」を出版した時は、たった1枚の生産国の写真を入手することが難しかったのですから、今は情報の大洪水の中にいますね。
堀口珈琲は、専門性の高い、多くの情報量を持つ会社ですので、昔から当たり前のように情報提供をしてきました。発信源であるのは伝統でしょうか。

 

 

 

 

反面、その情報は、農園のことや、豆のことばかりになってしまいがちです。
消費者は、それがどのような国で、どこにあるのかさえ分からないかもしれません。
例えば、グァテマラとコスタリカという国は、どのような国で何が異なるのか?
ケニアとタンザニアの国はどこでにあり、何が違うのか?
という基本情報は欠落しているかもしれません。
今日3年ぶりにお会いした知人の女性との会話から教えられました。。
かげながら、堀口珈琲を応援してくれている方は多くいます。

 

 

 

 

wain

エシュゾーのグランクリュ2000を開けました。

やはり素晴らしい熟成香、アミノ酸の旨味はブルゴーニュの神髄で、この風味を一度体験してしまうと
wineの魔力の虜となるしかないでしょう。

 

 

 

スペシャルティコーヒー協会の焙煎度の嗜好性が、中深炒り、中浅炒りが90%という調査結果出ています。これは、何も新しいことではなく、私の開業時の30年前から変わっていないというより、むしろ減少しています。。
私が開業した時には、フレンチローストやシティローストはあまりに少なく1%以下?でしたので、その当時よりは、深い焙煎はむしろ増えていいると考えられます。
そこできちんと差別化ができてきたわけです。
焦げのない柔らかな苦味は、焙煎が難しく、豆質の堅いニュークロップが必要ですので、生豆の選択段階での基本的な考え方に、中深炒り、中浅炒り嗜好とは異なります。
そして、この焦げのない、また煙臭のない柔らかな苦味は、コーヒーの醍醐味であり、ブルゴーニュのワインのような魔力を持っていると考えます。
この世界に足を踏み込むと、中深炒り、中浅炒りには戻れない嗜好になっているからです。

 

 

 

 
この魔力は、中深炒り、中浅炒りにはない、きわめて強い習慣性をもたらします。
1日たりともコーヒーを欠かすことのできない強い嗜好性、中深炒り、中浅炒りでは代用できない深い嗜好性をもたらします。
このような見解について賛同できない方も多いかもしれませんが、市場で中深炒り、中浅炒りの状態が続くことは、堀口珈琲の特徴を明確にしてくれます。

 

 

 

 

 

SPの浅いコーヒーに酸味を求めることを否定はしませんが、pHが低く、総酸量のある生豆であればもう少し深くいった方が酸の質が上がり、穀物臭も消えます。

 

 

 

 

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