パパ日記

カリフォルニアのコーヒーを飲む

北緯34度ですのでワインの産地になり、一般的にいえばコーヒーは栽培できません。しかし、収穫されていますので、生育条件がよいのでしょう。


北緯34度32分がパワーポイントという人もいます。
兵庫県淡路市の伊弉諾(いざなぎ)神宮にある「陽のみちしるべ」の石碑が、太陽の通る道(レイライン)を示し、日本の神社などが多く、世界的にも世界遺産などが多いともいわれているようです。(レイライン(Ley-Line:光の線)は、イギリスの考古学者が太古の遺跡配置が直線に並ぶ様を発見したことからつけられた。)学術的には認められてはいないでしょうが、、、、、。



いま一番行きたい場所であるエルサレムは31.77°Nで近いですが、スペインにある巡礼地サンチャゴ・デ・コンポステーラ協会は42.87°Nですので少しずれます。

以前、神棚女子というコラムを書いたことがあります。
最近は神社に行く女子が増え、無印良品で簡易神棚を買って置く人が増えている?というのがテーマでした。
銀座シックスの蔦屋にも日本書記の種類は多くみられます。

伊勢神宮と自分の住んでいる氏神様(神社庁に電話をするとすぐに教えてくれます)と自分の好きな神社のお神札をおまつりします。
ちなみに、最近混雑している熱海の来宮神社は35.00°Nです。
お休み処で堀口珈琲が飲めます。


話がそれ過ぎました。

味見したカリフォルニアの焙煎度は、ミディアムのやや深めでハイローストの手前です。

第一印象は、ブルボン、カトゥーラともに穏やかな風味です。
風味は、クリーミーな感じがブラジルやミャンマー、ラオス、沖縄などのアジア圏のアラビカ種のニュアンスに近く、テクスチャーにやや濁りを感じます。
このコーヒーのチェックポイントは後味で見るのがよいでしょう。
このサンプルではカトゥーラの方がブルボンよりきれいなテクスチャーですが、共に後味にかすかにざらつきを感じます。
風味のクリーミーさは、一部のブラジルの良質のコーヒーに近いといえますが、ブラジルより酸が強く、コクは弱めというところでしょうか。
そんな印象のコーヒーでした。


収穫が5~9月で、2月に空輸で入港していますので、若干生豆の状態が落ちているのかもしれません。おそらく標高は低いと思いますし、雨量も少ないでしょうから収穫できること自体が不思議です。
それでも酸がありますので、産地としての可能性は高いかもしれません。
程よい気温で、日照時間が長く、土壌などがよいのかもしれません。

現時点では、レアなコーヒーというところで、風味が特別突出しているとはいえないでしょう。しかし、コーヒーが熱帯作物という概念が覆ります。
ちょっと衝撃です。量産できるのかな、、、、、?