パパ日記

エルサルバドルのパカマラ -2

エルサルバドルのシベリア農園のパカマラ種2種を飲みました。
もともと果実の風味の強い香味を生み出す農園のパカマラですが、この2種の精製の異なる豆は従来の香味の概念を覆します。
個人的見解ですがイエメンとエチオピアのナチュラルには全く異なる香味の世界があります。
多くの優れた中米のナチュラルはエチオピア系列の香味です。
しかし、
初めてイエメン系のナチュラルの風味をイエメン以外のコーヒーに感じました。

 

 

シベリア・ ナチュラル
フレグランスは甘い白い花の香り、
何も言われなければナチュラルとはわからないくらいで驚き。
パルプドナチュラルであれば納得しますが..。
クリーンで従来のナチュラルの味の概念を覆します。
ウオッシュトにはないフルボディがあり、パカマラ種ともわかりません。
従来のテースティングの経験値の枠からはみ出た香味で衝撃的です。
上品な黒ブドウの皮、多種のベリー、ビターチョコレート、
中米やエリオピアのナチュラルに感じられないバニマタリ風味があります。

 

 

シベリア・ボイヤ
樹上完熟ですのでナチュラルに近いはずですが異なる風味です。
フレグランスは蜂蜜の甘い香り、
素晴らしく上品でナチュラルの風味が少ないのが不思議です、
黒ブドウ、生のプルーン、かすかにスパイス系、かすかにイエメンフレーバー。