パパ日記

カカオ豆-5

通常のカカオ豆の焙煎は110~130度前後でしょうが、60以下で焙煎するローフードチョコレートショップ(FINE&RAW chocolate)がNYにあるようです。
焙煎温度が低くきちんと焙煎されていないようにも思われますが、その方が豊かな風味が出るというような考え方なのでしょうか?少し不思議です。
一度食べてみたいとは思いますのでいずれ取り寄せます。

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ローフードは、加熱で失われる栄養素を効率的に摂取しようとして、生食や45度以下とか低い温度で調理した食材を食べるというものです。
どうもおいしそうには思えませんし、比較的バランスのとれた食生活する日本人から見れば、偏向した食生活をしてきた人のための修正食のように感じてしまいます。

 

 

 

コーヒーは、200度前後で焙煎しますが、中には低温で長時間焙煎する人もいます。
しかし、コーヒーは、100度を超えて水分の一部が放出され、更に有機物が加熱分解されていき、さらに温度が上がり複雑な化学反応で香味が形成されます。
低温といっても乾燥させた水分値が12%程度の生豆であれば、青臭い生豆の香味が残りますので限度があるとおもいます。

 

 

今朝のコーヒー
パナマ・コトワ ドンK フルシティ W
午前中狛江店で飲みました。
ローストは深いのですが、軽やかな柑橘の酸と柔らかなコクのバランスのとれた香味です。
品種の香味よりもテロワールの影響がよく出ているように感じます。
トテモまとまりのある心地よい香味です。

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北欧のカップです。メーカーのバックスタンプがないので?
グスタフズベリではなさそうなのでゲフレあたりか?