パパ日記

活動日記

東京はどんより曇っています。
最近あまりブログを書いていませんが「あれ」と思われる方も多く、1種間も書かないと「どうしたんだろう」、10日書かないと「何かあったんだろうか」とも言われます。
活動日記とはいえ、仕事の内容や個人的なことはかけないことも多く、まあ15年継続してたまたまですのでご容赦。

 

今朝のコーヒー
コロンビア ウイラ マイクロロット
最近は小農家単位のマイクロロット(年間10バックとか20バック程度の生産量など)が増え、品質・香味の継続性という観点から言えば安定性には疑義が生じますが、より個性的な香味に巡り会うという面では貴重といえます。
それゆえにその地方の香味の特性の一部を理解する手助けとなります。

 

 

このコーヒーは、柑橘の甘い酸にやや赤い果実の風味がくわわり華やかです。
ウイラのコーヒーは、柑橘のきれいな酸とコクのバランスの良い香味を基準とし、より複雑な香味のものは熟した果実の風味が加わります。
コロン日でも素晴らしいコーヒ―が生まれます。
ここ5年くらいで、やっとウイラの香味が見えてきたといえるでしょう。
それほどコロンビアのコーヒーは産地による香味のニュアンスを把握するのが難しい産地でした。

 
最近のテースティング会でコロンビアが多いのはそのためです。
コロンビアは、恵まれたテロワールの地で、世界最高峰のコーヒーが生まれる可能性がある産地と1990の開業以来考えていました。
20年以上ふられ、裏切られながらも忍耐強く追いかけた甲斐があったと感じ始めています。