パパ日記

ケニアフレーバー

ケニアが3種販売されています。
焙煎度合いも異なりますのでお好みでお選び下さい。
ケニアは、スペシャルティコーヒーマーケットにおいても屈指のコーヒーで、これまでこの日記でも多くを割いてきました。
「ケニア」で検索してみてください。

 

 

 

昨年の9月にテースティング会でカッピングしましたが、全て香味の高い優れたコーヒーで、特に堀口珈琲でセレクトされたカイナムイはケニアを代表する最高峰の香味の一つといえるでしょう。
カッピングはミディアムで行いますが、そこでその生豆の持つポテンシャルが把握できます。
1.その素晴らしさが過去と比べどの程度であるのか?
2.いつごろよい香味のピークが来るのか?
3.どのような焙煎度合いに対応できるのか?
なども判断します。
これは堀口珈琲の生豆購入の長い歴史の中での失敗や経験からもたらされ、身に着けてきたもので、簡単にはまねできないスキルだと思います。

 

 

 

9月のカイナムイは、その時点でも素晴らしく、「香り高く、クリーン、明るくしっかりしたレモンやオレンジの酸がり甘いコーヒー」でした。
昨日のカッピングセミナーでは「初めに熟したピーチやメロンの華やかさを感じ、やや冷めると甘いトマトのような風味」とでもいえばよいのでしょうか?
とても複雑なコーヒーで、現在販売しているシティローストでは、それらがバランスよく整理されています。
明るい柑橘系の甘い酸に、プルーンやジャムの濃厚さ、甘い余韻がバランスよく感じられます。長いコーヒー人生の中でもそう簡単には体験できないケニアフレーバーだと思いますので、お試しください。

 
キウニュは、焙煎が浅く、レモンティやブルーベリーなどのニュアンスがあり,
果実感を楽しみたい方にはお勧めします。
カラツは、フレンチですのでどっしりした味わいで、プラムなどクロっぽい果実のドライフルーツ、黒砂糖などの甘い味わいを体験できます。
この「カラツ」は、派手な香味でもありますので、テースティング会ではとても人気がありました。