パパ日記

グァテマラとコスタリカ

グァテマラの「サンタカタリーナ」とコスタリカの「エル・アルト」のコーヒーはなかなかよいコーヒーです。共に標高は1600m以上でしっかりした酸とコクがあります。
グァテマラはブルボンで、コスタリカはカトゥーラで共にウオッシュトです。
(パーチメントに付着するぬめりのとり方がことなりますが)

 

 

 

生産国、品種、農園規模、精製方法も異なりますが香味の違いをとらえるのはなかなか難しく、抽出を一定にしない限り、ブラインドですと間違えるかもしれません。
ブルゴーニュのワイン生産者の香味の違いより難しいでしょう。

 

 

 

グァテマラはなめらかで柔らかなコク、コスタリカはすっきりした快活なコクなど…言葉で表現するにはかなりの語彙を必要とします。
さらにフレンチにしたときは、共に焙煎による焦げた苦味などもありませんのでもっと厄介で、「違いはコクや苦み」の質となります。
アフターは、グァテマラはやや複雑さが残り、コスタリカは快晴の青空、突き抜けるようなクリーンさを感じます。

 

 

2度目のハゼのピーク以上で、焦げの苦味やぶれない香味ですので力のある豆です。
実際には、飲んでいただいた方がよいでしょう。