パパ日記

伊達さんと錦織君

全豪オープンが開催されました。
同時に伊達さんの復帰ニュースが飛び込んできました。
かなり前から膝の故障で、ランキングを落とし下部の大会(ネットにかかったボールを自分で取りに行くような)に出てポイントを獲得しようとしていましたが、ここ1年は故障で出場をしていませんでした。

 

 

ライジングショット(ボールが弾んだ瞬間に打つため相手がリターンを準備できない)を武器にし、世界ランク4位の絶頂期、今の錦織君と同じ年齢の頃引退し、その後37歳で復帰し、10年近くがたちます。
復帰後の活躍はご存じの方も多いとは思いますが、強い相手にも1試合だけであれば勝てる実力を備えていました。但し、勝ち上がるとなかなか体力的に難しいのは当然でした。

 

 
同じテニスプレーヤで、早熟の天才プレーヤーといわれ、10代でシングル、ダブルス共に1位に君臨し、4大大会を何度も制覇したチェコスロバキアのマルチナ・ヒンギスも23歳頃に引退しています。
フェデラーのように基本に忠実ですばらしくうまいプレーヤーでしたが、ウイリアム姉妹のようなパワーテニス(サービスの威力とパワー)の時代の中で勝てなくなっていきました。
その後何年かのブランクの後復帰、さらに薬物問題で出場禁止などの経緯を経て、現在はダブルスで活躍してダブルス世界ランク4位ですが、彼女の年齢は現在36歳で….伊達さんが復帰した年齢とほぼ同じです。

 

 

伊達さんのすごいところは、いまだシングルに固執しているところでしょうか?
ダブルスであれば身体的負担も少なく、かつテニススキルは世界最高レベルですので勝つチャンスはいくらでもあると思うのですが、この執着を錦織君に分けてあげたいですね。
ヒンギスと伊達さんとダブルスを組んでほしいと思うのは私だけではないと思うのですが……。

 

 

 

 

さて「FRAU KRUMM」という伊達さんのドイツパン屋さんが恵比寿にあります。
席は少ないですが堀口珈琲が飲めます。