パパ日記

国際展示場とアルポルト

国際展示場の8階に西麻布が本店の「アル・ポルト」があるので展示会の際、昼食をとります。
その昔アルポルト開店前は、西麻布の「マリーエ」で、片岡さんがシェフをしていたと思います。
この話は2014年3月20日の活動日記をご覧ください。
この伝説の店を知っている人はもう少ないでしょうね。

 

 

当時の西麻布は、ビストロ、イタリアンなども多く、東京の食文化の中心地点でした。
マリーエのイタリアンは、小皿料理で画期的でした。
料理で遊ぶかのような自由さがあり、時代の先端を走っていたと思います。
その後アルポルトは、日本のイタリアンの土台を築いていきます。
いまではアルポルトは店舗も増えて、店に格差がありますが、昔の記憶がよみがえります。
パスタは、やや細麺で、ベーシックなボロネーゼにキノコを混ぜ、ジノリに盛り付けた一皿。

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先日、インターコンチのレストランで食べたボロネーゼは、意外といっては失礼ですがなかなかでした。
(但し、ニソワーズは無残でしたが。)
ミートソースと何が違うのか?
基本的には大きな違いはないでしょう。
ボロネーゼは、牛肉、赤ワインを使い、タリアレッテ(幅広)が基本でしょうか?
ラグーといういい方もありますが、肉のキザミが大きい傾向がありますが、肉以外の場合によくつかわれたりもします。(タコのラグーとか….)また、牛肉を煮込んで、太いショートパスタで作るときもラグーなどといわれます。自宅で作るのでしたら、「ベットラ」の落合さんのレシピがよいと思います。

 
但し、私の場合は、かなりいい加減に素早く作ります。
牛ひき肉を炒め、玉ねぎ、その他野菜を7mm~1cm位にカットし別に炒めます。
トマト缶を別ナベで20分程度つぶしながら煮込んだあと、すべてを混ぜ合わせ煮込みます。
赤ワインは使い時と使わないときとまちまちです。
塩、こしょう、パルミジャーノ、バターなどで味を調え、シンプルな味で作ります。
具を食べる料理となりますので、パスタは一人前50g程度で充分です。

 

 

 

ボローニャは、中世の雰囲気が残る学術都市ですが、どうしてもイタリア観光の時には素通りしてしまいがちですが、ボロネーゼはこの都市の料理です。
まだ、ボローニャでは食べたことがありません。