パパ日記

1年半

入学して1年半が経過しました。
4年生の卒論も兼ねた実験も、第一段階は終了したところです。
コーヒーに関するテーマは、個人的には限りなくありますが、それらをこなしていくには時間が足りず、ほどほどのところで終息の方向に向かわざるを得ません。
実験データがたまれば、それらの統計処理、解析が必要となりこちらの方が厄介かもしれません。
分析結果は必ずしも予期したものとは限らず、結果としてどのようにとらえればよいのか考察しなければなりません。

高校時代に数学は10段階評価で1とか2でしたので、統計学など苦手です。
統計は入学した時から必要になると聞かされていましたが、直面しないとやらないものですね。
統計学の本「統計のはなし」「統計学入門」などの本を読んでも頭に入りません。
今は「エクセル統計」など便利なツールがあり、多重比較検定や回帰分析など簡単にできますが、結果が出るのですが有意差、P値などの計算式などはわかりません。
このあたりは学部もしくは修士課程でクリアしておくべきですね。

 

 

これらのことは、便利になった分析機器についてもいえることで、地道な実験のプロセスの基礎体験が重要とも感じさせます。ここに大学での実験の意味があり、社会に出てから開発室などでの新たな発想などの役に立つのだと感じます。そんなこんなでここ2か月は有意差や相関関係などの検定に集中していました。

 

 

 

また、大學ではパワーポイントのプレゼンが多くなります。
大学院の修士課程認定試験や博士課程の入学試験もパワーポイントが必要でしたし、年2回のスクーリング授業、月2回のゼミ、学会でも必要になりますので、いかに見やすく、きれいに作れるかも問われます。
その昔、アメリカやエチオピアなどでの講演などがあった時にはスタッフに頼んで作ってもらっていたので、自分で作成することはありませんでした。
しかし、今はそのスキルが必須となり自分でやらねばなりませんので、試行錯誤しつつ作成しています。
だいぶ慣れてきましたので、文章よりパワーポイントでの説明の方が楽になりました。