パパ日記

信用とトクホ

ここ2年で機能性食品の認可が始まり、今後巨大な市場を形成する可能性があると推測されます。逆にいえば国内市場の発展性はここにしかないと考えられるからでしょう。今の10歳児は100歳まで生きる比率が50%ともいわれますので、食品の意味が根本的に問われ、新たな市場予測をしていく必要があるでしょう。

 

 

 

先行してきた「特定保健用食品(トクホ)」は自社開発しなければならず、研究費がかかりますのでその分信用性が高くなるかもしれません。
食品には、生命維持のための栄養、楽しむための味覚、そして健康を維持するための体調調節の機能があります。トクホは体調調整に注目し、不適切な生活習慣に伴うリスクを低減するように開発された食品といえます。
したがって、その成分表示がされ、動物,人にたいする試験結果がもとにされていますので科学的な信用性は、それらがなくともよい機能性食品に比べれば高くなります。その分開発コストはかかり大企業しか作れませんので機能性食品の登場となった訳です。

 

 

 
トクホは現在1099品目で、乳酸、オリゴ糖、植物繊維などの整腸系とコレステロール、中性脂肪系、血糖値関連などが多くを占めます。現状でも糖尿病が疑われる人口は1000万人にのぼり、また超高齢化社会で認知症は現実的な問題として深刻さは増しています。

 

 

 
大学の研究室は、4年生、院生は様々な植物や果実などに含まれる成分分析を行い、またラットを使用した実験を行い基礎的な機能性成分の研究をしています。
私は、環境共生学という社会人枠の院生ですので、何を研究してもよいのですが、実験が必要のため食品科学の研究室でお世話になっています。その代り4年生のコーヒー研究のお手伝いもしています。

 

 

 

しかし、健康には食生活や生活習慣の改善の方が重要です。
トクホは医薬品ではないことに留意する必要がありますが、市場規模は6500億円規模となっています。
それ以外の機能性の市場規模はわかりませんが拡大していくと予測されます。
つまりお金は、医療費以外にも多く出費されるわけです。
消費がGDP(この指標が良いのかは別として)の多くを占める以上、何にお金が使われるのかは?時代と共に変化していくと思います。
ここには信用が重要になると思われます。
その信用をどのように消費者に伝えるかが重要な時代が来ると考えられます。

 

さて、私の胃腸の調子はあまりよくなく、LG21をいまだ飲んでいますが、効き目は減退し、そろそろこれは中止かなと考え中です。胃薬はセルベックスが常備薬で欠かせません。市販されているセルベール(セルベックスと同じような薬)は7日分で1000円程度しますので、月4000円かかります。医者にセルベックスを処方してもらえば、受信料+薬代で半額くらいにはなります。

 

 

 

当然、食生活を改善するのが良いとは思いますが、食べたいものを食べることのできない生活に意味を見出せません。昨日も昼にカキフライを食べましたが、胃が持たれました。
おいしかったのですが、油の酸化か?私の胃弱か?の相関はわかりません。

 

 

 

私の好きな中華料理店は、すべての食材を油通しをしますのでおいしいのですが、胃もたれする確率は増します。油の劣化は体に良い影響は与えなしでしょう。
新鮮な油を使用しているかは、店を信用するしかありません。
油脂の劣化は、過酸化物価という指標がありますが、そのような検査は一般的にはされませんので、将来は「どのような油を使用し、どのくらいの使用頻度で取り替えているのか」などが問われるかもしれません。

 

 
朝はトーストに醗酵バターで油脂分をとります。また多くのパンには砂糖なども入っていますし、ジャムも食べますので糖質も多くととることになりますし、日本の場合ショートニングも使用されていますので健康に気を配るのであれば、パンは注意が必要です。そもそも工場で作ら運ばれ販売しるパン以外は成分表示がさてません。のやはり店を信用するしかありません。
またパンが並べられセルフでの販売が多く見られますが、厳密には衛生的ではありませんので、最近は百貨店などではケースに入れ対面販売も見られるようになりました。

 

 

 

最近は玉子サンドに凝っていますが、コーヒーを入れる作業とサンドイッチを作る作業を並行し10分で完了します。さらにコーヒーを淹れ(2分から3分で抽出)、ポットで持ち歩きます。
昼は、様々な店や学食で食べたりします。
しっかり食べた日の夕食は、チーズとフルーツ(今はリンゴ、ブドウ、イチジクなどでしょうか)とシャンパン(商社から6もしくは12本単位で安く購入しています。
月に6~8本くらいの消費でしょうか?デザートにアイスクリームも食べますので糖質過多で、偏食です。
さらに、土日は無節操に食べますので暴食です。

 

 
とはいえ、わかって食の選択をしていますので、どこかで修正もしています。
戒めのために「一汁一采でよいという提案」土井義晴さんの本を食卓に置きながら、いつか実践しようと思ってはいます。