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ボジョレーヌーボーとアンモニア

2017年11月17日

ボジョレーの季節となりました。
Luis  Jadotのvillagesはまだまともですが、基本的にはイチゴシロップのような香味ですので、ワインとしては若過ぎて面白みはありません。
お祭りのようなものですが、ヌーボーが3.000円前後となるとあえて購入する必要性が無くなります。このボジョレーは3.700円くらいしますので高級ボジョレーです。

 

 

 

優れたワインほど、酸化が遅く飲み頃になるには年月がかかります。
しかし、年月を経たワインは、ほほ市場にはありませんし、たまたまレストランのリストに見つけても余りに高い金額となり、飲むのは厳しくなります。
したがって、自分でワインセラーに保管して10年以上せかせる必要が生じます。

 

 
しかし、数10万から100万以上のワインセラーを買っても、ワインの寿命以上にワインセラーの寿命が長いとも限りません。そんなことを考える事件が起こりました。
ワインセラーには、2つの冷却方式があり、コンプレッサ―式とアンモニア熱吸収式があります。
コンプレッサは振動の問題がありましたが最近は低振動になっていますが、低周波が気になる事例もあります。

 

 

 

アンモニア式は、媒体にNH3(アンモニア)を用いて電気ヒーターを使い冷風を循環させます。
最近はなくなりつつあり、主流ではなさそうです。
当方のワインセラーに異常が発生してしまいました。
配管の一部に穴が空いたのか?強烈なアンモニア臭が発生し、セラーの扉を開けられません。
余りに強烈で対処の方法を模索し、ドアを少し開けアンモニア消臭剤「PPクリーナー」を試しましたが、強烈な臭いは簡単に消えません。

 

 

食品科学の研究室には、あらゆる化学薬品があります。
実験では、36質量%のHCL(塩酸)も使用していますが、持ち出すことはできません。
そこでトイレ除菌の9.5%のサンポールを購入し、薄めて中和させる準備をしています。
ホウ酸を湯で溶かし気化させアンモニアを吸収させる方法も試してみます。

何とかなりそうな感じがしてきましたが………、

 

 

 

臭いといえば酢酸やギ酸よりも強烈です。酢酸が、どこかに付着しているとその臭いがなかなか消えません。更にギ酸は、強烈で鼻を近付けると危険です。
何に使ったかというと、有機酸の実験ですね。
コーヒーには、クエン酸、リンゴ酸、酢酸等様々な有機酸が含まれます。
しかし、有機酸の分析は、有機溶媒の種類や豆の粒度、抽出温度、焙煎度合い等様々な要因で変化しますので、実験としては意外に厄介です。

 

 

 

有機溶媒として使用するクロロホルムやメタノール等は、まだましな方で、ジエチルエーテルなどは、換気がなければ倒れるくらい強烈なにおいです。
したがって、化学実験で有害な気体が発生するような場合は、ドラフトという局所換気装置の中で作業します。

 
アンモニアもそのような対応が必要です。
これからセラーのアンモニア除去の科学実験をします。

 
しかし、中に眠る50本のワインはもう飲めないでしょうね?
せっかく10年寝かせたのに。

 

 

 

 

 

 

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