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cinema complex

2018年1月12日

新宿ピカデリーはシネコン(cinema complex)として有名で,私のホームグラウンドです。
スターウォーズのレイア姫役のキャリー・フィッシャーがなくなってしまい、次回作はどうなるのでしょう?

 

 

 

シネコンでは、ネットで予約し、機械で発券するシステムになりましたが、昨年正月はまだカウンターでも発券する形がとられていました。
しかし、現在は全て機械発券となり、人は何らかのトラブル対応のみとなっています。
よいのか悪いのか?わかりませんが…..このような業務から仕事がなくなっていくのでしょう。

 

 

 

 

私が会社に入社したころには、コンピュータはなく(その後IBMの大型コンピュータがはいる)、納品書・請求書の発行に7~8人の事務スタッフがいましたが、今であれば2名で済むでしょう。
この生産性の向上なくしては、グローバリズムの中で取り残されるのはやむを得ません。
とはいえ、社会システムや生活の利便性に対し、のんびりして、余裕のあった昭和の時代も、けっして悪いとはいえなかったかもしれません。

 

 

 

 

昔の映画館は、自由席で、1.000人以上入る大きな劇場が多く、「スタートレック」のようなSFを見るにはよかったのですが、シネコンはスクリーンサイズが小さくなり、席との距離が近くなり、みにくい劇場が増えました。
多くの場合一番後ろが特等席のように感じます。

 

 

 

 

1960年代には、日本映画が斜陽産業となり、日本の映画会社も新東宝、大映が倒産し、日活がロマンポルノを作るようになり、東映、東宝も元気がなく、独立プロも生まれた時代です。
私の大学時代には、小田急線の下北沢には映画館が3つもあったことを知る人は少ないでしょう。
もちろん現在は0です。

 

 

 

 

学園紛争時代で、大学にはあまり通学していませんでしたので(そもそも授業のない期間が長かった)、政治経済の勉強はせず映画ばかり見ていました。
卒論も必要なく、好きなハリウッド映画の研究をしていました。
1950年代の冷戦の最中、マッカーサー上院議員のレッドパージによるハリウッドにおける良心の崩壊から、ケネディ、ベトナムム戦争と続く中で、ハリウッド映画は民主党と共和党の政治的側面を見せつつ、反戦と商業主義とが共存しながら、様々な葛藤の歴史を経て、1969年の「イージーライダー」などのアメリカンニューシネマに繋がっていきます。
このあたりまでが論文の内容ですね。

 

 

 

 

そして、ハリウッドのお子様映画として制作されたともいわれる「スターウォーズ」(1977)の成功は、映画の娯楽主義を拡大させていったと感じます。

 

 

 

 

そのような映画史の中で、ハリウッドには、大枠でインディアン、黒人、保守主義と差別まで幅広くテーマがあり、また第2次大戦の対ナチから共産主義のソ連、そしてベトナム、アフガンを経てイラク戦争などもテーマになっていきます。別枠にミュージカルやメロドラマもあり、これらハリウッド・エンターティメントの中に、何らかの社会的なメッセ―ジ?がどの程度入っているのか?を読み取るのも映画の楽しみの一つでもあります。
しかし、映画産業があまりにも、膨大な金を必要とするような流れの中で、現在ではプロデューサーの権限が強くなり、監督や脚本家の主張は少なくなっていると感じます。

 

 

 

 

2017年のアカデミー賞の作品賞が、ブラピがプロヂュースの一翼を担ったインディペンデントの「ムーンライト」になったのは、過去あまりに黒人の受賞が少なかったということや、ミュージカルの「ラ・ラ・ランド」ではエンターティメントすぎるということもあったのかもしれません。
この映画の色彩はカラフルで素晴らしいものですが、昔の全編セリフが歌の「シェルブールの雨傘」(1964)のデジタルリマスター版のカラーは、さらに美しいので、興味があれば見てください。
ハリウッドのセクハラに反旗を掲げて黒のドレスを着た女優たちに、少々行き過ぎと注意を喚起したカトリーヌ・ドヌーブの可憐さを観ることができます。

 

 

 

 

同時にノミネートされたSFの「メッセージ」は、20年前のジュディ・フォスター主演の「コンタクト」と同じように、知的生命体との接触というテーマでなかなか楽しめました。

 

 

 

 

ブラッド・ピッドといえば2017年公開映画の「マリアンヌ」が出色で、映画「カサブランカ」を彷彿させるモロッコでスパイ同士の出会いと、ブラピの純愛はなかなか見応えがありました。
たぶん嘘くさいという方も多くいるでしょうね………。
でも……映画だから。
映画の話はきりがありませんので、もうフィニッシュとしますね。

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