パパ日記

禁煙はいつ頃から

閣議決定された健康増進法改正案は、当初の厚生労働省案から大幅に後退し、
100平方メートル以下の飲食店は「禁煙」「分煙」の表示をすれば喫煙を認めるというもので、
厚生労働省の力の弱さを見せつけた結果でしょう。

政治家の喫煙率は、かなり高いのではないか?と誰か調査をしてほしいものです。

 

 

 

対して都の条例案は、従業員を雇っている店、子供の出入りする店を禁煙にするというもので政府案よりは厳しいですが、従業員がいても煙遮断スペースを設ければ喫煙可能というもので、中途半端でしょう。

そもそも「禁煙にすると客が減る」というのは喫煙者を対象としているからで、禁煙の飲食店に客が増えるのは、今や当たり前になっています。

 

 

 

大学の構内でも2~3か所の喫煙場所がありますが、世田谷では、多くの駅前や、学校の周辺が路上禁煙エリアになっている状況なのに矛盾しています。

 

 

 

マンションでもベランダの喫煙が問題となっています。
家の中で吸わせてもらえない人が、吸うのでしょうが隣家などに煙が入り込み窓を開けられなくなります。
家の中で吸うことには何ら問題はないでしょう。

 

 

 

30年前は飛行機の中でも吸えたのですから、時代は変わりました。
もともとは全席喫煙可能で、そののち後部座席の一部のみ喫煙可能となり、その後全面禁煙となっています。
1990年にこの仕事を始めた時以降も飛行機で喫煙できていましたので、禁煙は2000年くらいからでしょうか?(未確認)まだ歴史は浅いですね。

 

 

 

私は、サラリーマン時代はロングピース(もしくは両切りのピース缶)のヘビースモーカーでしたので、禁煙するまでに2年くらいかかりました。
味を追求するのに「たばこ」は、どう考えても味覚の阻害要件になりますので、毎月本数を減らし、開店時には禁煙していました。

 

私が開店したときは、禁煙の店はほぼありませんでしたので、やむをえず喫煙にしましたが、当時としては値段の高い空気清浄機を付けました。
しかし、だんだん耐えられなくなり、「なんで人の煙を吸ってまで喫茶をやるのか?」と1階に移転してから禁煙にしました。

 

 

 

ちょうどスターバックスの日本1号店(たしか禁煙でした)ができ(1996年)で、「コーヒーを楽しむのにたばこは必要ない」という少数意見に対し、勇気づけられました。
また、コーヒーの取引先の東大宮「ぬくぬく」さんが、1990年代に開店した際に禁煙にしましたので、この辺りが喫茶店の禁煙の始まりでしょうか。

 

 

 

この店は、東大宮から車でしか行けず、畑の中の農家の納屋を改築した店で、外からは店の存在がわからないような場所にあります。(現状は不明、もはや10年以上お尋ねしていません)
しかし、開店すぐには満席なるカフェ・ギャラリーの走りとでもいうのでしょうか?繁盛店として有名です。

 

 

 

この場を借りて、堀口珈琲のコーヒーをご用命いただいている、多くのコーヒー店のお客様に不義理をお詫び申し上げます。