パパ日記

バブル

コスタリカの「シェリ・バタ」がうまいですね。
明確な酸が味の輪郭をつくっています。
レモンやアンズのような果実感が、ケニアのニエリなどの酸を彷彿させます。
クエン酸と酢酸のバランスが良いのでしょう。

 

 

 

 

最近は、熟成肉ステーキより焼き鳥屋の方が目新しい店が増えています。
高い価格をとれない為、どのように差別化すればよいのか?考えるのでしょう。
昨日の焼き鳥屋は、まさにワインバーでした。
昔、雑誌で対談したソムリエの大越さんがワイン監修し、、肉の部位とワインとのマッチィングを売りにしています。
なかなか斬新です。

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しかし、多くの種類のワインを飲むことができるため初心者には良いかも知れませんが、やはりワイン好きは、自分で飲みたいワインをセレクトしたくなります。

そうするとブルゴーニュ好きには、飲みたいワインはリストにはないということになるのが普通ですので、どこに行っても一番安いシャンパンを注文します。とわいうものの最低価格は1万以上はします。
ワインでがっかりしないためのリスクヘッジですね。

 

 

 

 

それにしても、最近の目立つというか、オシャレ系の高級な寿司屋、焼き鳥屋、日本料理店はワインが主流になっています。
日本酒では設定できる金額が低すぎて、ワインは高額になりますので、収益は高くなります。
気持ちとしてはなんとなく理解できますが、これでよいのでしょうか?日本ワインは、もともと価格が安く、高級店ではおかない傾向になってしまいます。

 

 

 

しかし、焼き鳥屋で一人1万は、さすがに高いですね。
サラリーマン時代の「焼きとり(実は焼き鳥ではなくモツ)」を考えると、別世界です。
40年以上前には焼き鳥屋は極めて少かなく、みなモツでした。
20代の初期、初めて焼き鳥をたべて感動したことを今でも覚えています。

 

 

 
このように感じるのは、時代感覚からずれているのかもしれんません。
40年食べ歩きをしてきましたが、今ほど飲食でバブルを感じる時代はないですね。ですね1991のバブル崩壊の時代は、今ほど食文化は発展していませんでしたので、そう感じるのかもしれません。
金融緩和と財政投資で金がばらまかれているのでしょう。