パパ日記

おいしいコーヒーのある生活

「おいしいコーヒーのある生活」(PHP出版)は、すでに絶版になっているとおもうのですが?
中国、台湾版などは出ていると思います。
一般的に、書籍は売れにくい時代になりましたので初回印刷の印税が入りますが、その後は増刷されない限り入りません。

多くの書籍(?)は増刷されませんので印税は途絶えます。
1万部出ればすごいことで、多くは初回の1000~3000分程度で終了します。

CDも同じような世界で、1000枚出ればよいほうな時代で、10万などは極めて特殊な事例でしょう。
売れればそれなりの印税が入ります。
その後もカラオケなどで歌われれば印税が入りますので、みな同じような音楽が増えます。
なお出版契約には、印税ではなく初回に買い取りで、後日印税が発生しない契約も多く見られます。

 

 

 

しかし、この本は電子化されていますので、紙媒体で買えなくとも電子版で購入できます。
売れるような本ではありませんが年に1回程度集計と印税の計算表が届きます。
逆にいうと、よくこの本を見つけて購入したいるな…..という印象です。
たった、70部程度の集計ですが、このデータを見る限り集計はかなり面倒そうです。
集計や振込作業は出版社に重い事務処理になるのではないかと思います。
外注もあるのでしょう?
わからないことが多い世界です。

 

 

 

 

問題は、購入先により印税に差があること、本にもよるのでしょうが印税がやや安いようにも感じます。
しかし、電子書籍が売れ、今後永遠に印税が入るのだとすれば、それは作者にとって良いことのようにも思えます。
反面、作者のためにも書籍は紙媒体で購入してほしいと考えるのは時代遅れなのでしょうか?

 

 

尚、10年近く前に出した、「コーヒーの教科書」は、いまだ日本及び韓国で増刷されますのでささやかな印税が忘れたころに入ります。
新宿紀伊国屋書店、新宿西口のブックファーストでは、書籍担当者が推奨本にしてくれていますので感謝します。

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