プロのソムリエは個性的です。
1年前のアンモニア漏れのセーラーから月島倉庫に移しの、今回取り寄せました。
貴重なワインでしたので、某イタリアンのソムリエにチェックしてもらいました。
コルクを抜く感覚で問題がありそうか判断し、
コルクの香りでよい状態であると判断し
状態はといとの判断。
このくらいは私でもわかりますが、
日本に入港して2~3か所移動しているのでしたでしょうか、
色とテースティングで5年くらい早く熟成しているとの判断のでした。
1997~9年まではいい出来であったとのことで、そこから想像した見解なのでしょう。
そもそも、このワインをリストに常に載せ、それが出る店のソムリエでないとわからないと思います。
アルド・コンテルノの1997年バローロのGRANBUSSIAですから、10年以上前からかなりの本数を体験していないと
わからないでしょう。今では、価格も暴騰し、在庫のある店も多くはないでしょうね。
熟成したネッビオーロ種は、ボルドーのピノノワールのような繊細さと、ボルドーの濃縮感もあり、味の輪郭を作る酸とグルタミン酸の旨味がありました。
20年間寝かせたワインが月島にありますが、早く飲まないと倉庫代がかかってしまうという自分と、でも貴重なのでもったいなくて飲むのを躊躇する自分が葛藤します。