パパ日記

タンザニア

キリマンジャロなどとして売られるものもありますが

堀口珈琲は1990年の開業時からタンザニアで販売してきました。
当初は混乱するお客様だらけでしたが、今はタンザニアで通用しますね。
タンザニアは北部が優良なコーヒー産地として認知されていますが、
天候不順が多く見られ、香味の安定性がない産地でもあります。
また積出港のキャパにも問題があり、日本入着時の生豆の鮮度劣化も多々見られる
難しい産地の一つです。
いい状態のタンザニアの入手は意外に大変です。
堀口珈琲では、優れた農園であるブラックバーンを長く購入し、リーファーコンテナで
日本まで運んできましたので、高地産の高品質タンザニアを皆様にお届けできたと思います。
今年は船済みも遅れ、まだ入荷していませんが、しばらくお待ちください。
ブラックバーンの収穫量が少なく、別の農園の豆も少量確保しました。
柑橘の酸がさわやかで、ブルボン系の品のいい香味があり、優れたタンザニアだと思います。
ブラックバーン以外でここまでいい品質のコーヒーは少ないので、入港が楽しみです。