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NBとPB

2019年4月9日

メーカーが主導権をとれないのか?PB(プライベートブランド)商品花盛りで、販売者の記入はあるもののどこの会社が作ったのかがわからない。商品には製造所固有記号が記されていますので、消費者がそれを調べなければならないというおかしな制度になっています。


そのため一般消費者向け加工食品について、2015年に食品表示法が改正され、2020年3月までに製造者の名称と加工場所の表示が義務付けられましたが、いまだ多くは非表示です。

PBブランドは、大手販売会社にとっては広告費、中間流通コスト、コスト削減が図られます。また、販売会社は商品企画の段階からかかわることができ、オリジナリティを確保できるメリットが考えられます。反面、注文がなくなった時、もしくは他のメーカーに切り替えられた時のリスクは大きくなり、
メーカー<大手販売店という力関係になると考えられます。


メーカーサイドにとっても、安定製造が可能となり生産効率は上がります。
反面、販売者にとっては、返品ができない可能性が高く、リスクはあるでしょうがその分安く購入しているとは思います。そのあたりの関係は、パワーバランスなのでしょう。また商品に何か問題が生じたときにはどちらが責任を持つのかは微妙なところですね。


しかし、消費者サイドからすれば、商品に製造表示のないことは、その製品に対する最終的な信頼性は確保できないことになります。そもそもディスカウント商品の多い販売店で、NB(ナショナルブランド)と品質が同じなのかは判断できません。


また、PB商品の比率が高まれば、商品の選択肢はなくなります。
コンビニやスーパーは、PB商品の比率が増加し、商品が均一化している傾向にあるように感じます。


これがよいことなのか?悪いことなのか?は消費者が判断することですが、最終的的には、NBとPBとでどちらに信頼性があるかの判断になるのかもしれません。

 
最近はセブンイレブンによく行きますが、(住居の前がコンビニですので、我が家の冷蔵庫変わりです)年々PB商品が増加し、強力なNBしか残らないでしょう。メーカーは主体性を持てず、新しい商品開発の冒険や高品質のものを作れない環境が増していくのではないかと危惧してしまいます。


成城石井なども、多店舗展開し、PBが増加の傾向が見られますが、ごくわずかです。成城本店は無い商品があれば仕入れてくれますので、逆に狭い店内の中の品ぞろえの多様さは驚きます。以前「しょっつる(秋田の魚醤)」を探したときに、石井にはありました。ただし、アマゾンには何種も売っていますが。石井には、主にフランス産のバター、水牛のモッツアレラ、パルミジャーノ、マンゴ、トマト、瓶詰め(なめたけ、四万十の海苔、鯛みそ、鮭フレーク)などを買いに行きます。マーボ豆腐とか餃子の皮などもうまいですよ。 


話がそれました。


いま、「敷島の超熟とセブン食パン」の戦いを定点観測していますが、1日おきに超熟とセブンパン(価格が若干安い,さらに3枚切りもある)が配送されていたのですが、ここにきてセブンパンの棚占有率が高くなってきています。スーパーには、超熟の6枚、5枚切り、及び山形パン、国産小麦パンおよび3枚切りはありますが、コンビニには6枚切りしかありませんので、セブンの3枚切りに負けそうです。




アイスクリームは、スーパーカップやハーゲンダッツなどは生き延びていますが、昨年あたりからNB商品は激減しています。

オリーブオイルと精米とコーヒーの遊離脂肪酸

2019年4月5日

最近スペイン料理店が目立ちます。
スペインバルではアヒージョ(オリーブとニンニクで煮込む小皿料理)ばやりですが、私はオイリーでニンニク臭があり好きではありません。
ですから、スペイン料理店でランチにパエリアを。たまに食べる分にはおいしいですが、パエリアの黄色が鮮やかなのと、少し油っぽいのが気になってしまいました。


スペインのバレンシアやバルセロナに多い料理(マドリードで食べた記憶があります)ですが、スペイン人は家ではあまり作らないようで(パエリア鍋が大きすぎて置き場がないらしい)、外食で食べるようですが、意外に価格が高いとのこと。1人前20ユーロで2人前からでしょうから日本円で5000円くらい。
日本のこの店も、前菜、魚介のパエリア、デザート、コーヒーで2人前5600円程度でした。


さて、この黄色はサフランなのでしょうが、サフランだけでこんなに鮮やかな黄色(水または湯につけておくと色が出る/写真はオレンジっぽいが、現物は黄色)にはならないので、「サフラン以外に何か使っているの?」とホールの担当に聞いたがよくわからないよう。
そんな質問をする人はいないでしょうしね。


ターメリックやパプリカ色素などを使用するのでしょうか?私は、料理人ではないのでわかりません。しかし、どうも気になってしまい、アマゾンでトウモロコシを原料とした「コロランテ」(Coloranteパエリア用色素)を見つけました。サフランで香り付けをして、コロランテで色を付けるんだ?サフランはあまりに高いですから。


いまひとつ、油っぽいことは。
スペインはオリーブの産地でオリーブオイルを多く使用しますので、米を炒めるときに、思いっきりオリーブオイルを使用するんでしょうね。このパエリアは、米の量は少ないのですが、おなかにきます。味の決め手は、米を炊くスープでしょうかね?
ちなみに、オリーブの生産量は、ダントツにスペインが1位です。(以下ギリシャ、イタリア、トルコ、モロッコです(GLOBAL NOTEデータ)。


我が家のオリーブは、フランス産で品種はArbequina(アルベキーナ)。ノンフィルターのエクストラバージンです。オリーブオイルは通常新鮮なもの方が香りはよく、日本入港時に500mlのものを半ダースから1ダース購入します。


オリーブオイルの品質は、脂肪酸の脂肪酸度(酸度と書いてある場合がありますが、酸度という言葉やややこしく、滴定酸度である有機酸の質量%と誤解を招きます。ここでは遊離脂肪酸量ですので,脂肪酸度とします)。脂肪酸はオレイン酸が多いのがオリーブオイルです。遊離脂肪酸は脂肪酸が分解されできます。
この遊離脂肪酸が多いと脂質の劣化指標になります。


オリーブオイルの場合は、遊離脂肪酸量が0.8≦がエクストラヴァージン ≦2.0がヴァージンとJASで決められています。ここでいう脂肪酸度は、1%の場合100g中のオイルの中に1gの脂肪酸が遊離されていることを指します。もちろん、ふたを開け使用中に空気に触れていきますので劣化は免れません。


油脂の場合は、遊離脂肪酸以外に過酸化物価という品質指標がありますが、何故かオリーブオイルでは使用されていません。


精米及び玄米の品質の一つに脂肪酸度があります。精米の場合は、脂質量は1%ですが、この脂質の劣化(遊離脂肪酸量)が古米臭とか劣化した味を出します。品質の指標として遊離脂肪酸を水酸化カリウムで中和滴定して求めていると思います。


コーヒー生豆の場合も、脂質の劣化に酸価(Acid Value)という指標を使用できるはずなのですが、データが皆無に近いので私が実験しました。


この、酸価を分析するきっかけは、コーヒーの基本成分分析をしていた時に、脂質抽出後の香りが強烈で、その差異が明確であるが故に、コーヒーの風味は脂質に影響されるという確信を得たからです。
コーヒーの総脂質量は15%前後はありますので、その重要性がわかると思います。

話がそれました。
ちなみに、我が家のパエリア鍋は、使用されず放置されています。
春は貝の季節。アサリでも買いに行くか。
パエリアにするか?ボンゴレスパゲティにするか?迷います。



酸価は、エーテルや、クロロイホルム+メタノールなどの有機溶媒で脂質を抽出後、水酸化カリウムで中和滴定し遊離脂肪酸量を算出し、係数をかけ酸価の数値を出します。油菓子などの品質指標となっています。


堀口理論では、酸価2≦であればクリーンなコーヒーの風味で、4≧になるとかすかに劣化としての濁りの風味を優秀なカッパーであれば感じることができます。酸価8≧であれば多くの人が劣化した味をとらえることができるでしょう。コーヒーの生豆にとっては最も重要な指標になるというのが個人的な見解です。


したがって、今後堀口珈琲研究所で行う、テースティングメソッドでは、官能評価項目の「Clean」は、この酸価の程度で見ます。


ボンゴレ・ビアンコは最高ですね。
いまはなき幻の名店「ボルサリーノ」(六本木)の酒井さん、閉店した「べビトリーチェ」(恵比寿)の堀田さん、もう料理は作っていない「パパアントニオ」(代官山)のカンチエミさんのボンゴレはうまかったなーーーー。
もはや食べることができません。
家でもよく作りますが、素人には、乳化にややテクニックを要しますね。
あと、私は、殻つきで食べるのは嫌なので、やけどしないように注意しつつ熱いうちにアサリの殻をはずします。

Botz coffee

2019年4月3日


エルサレムに行った方から、エルサレムのお土産コーヒーをいただいたのでテースティング。


イスラエルでの飲み方は、ボッツコーヒーというらしいのですが、トルコ式なのでしょうか?イブリックや鍋で煮だしたコーヒーの上澄みを飲むようなスタイルか?ベトナム式の抽出器具(粉を入れ、湯を入れ粉が落ちるのを待つ)のようなもので抽出するのか?定かではありませんが、いつかエルサレムで確認したいですね。

フレンチローストの豆で、焙煎日は不明ですが焙煎2週間以内で、お土産品としては珍しく新鮮。湯をかけたとき粉がよく膨らみます。
フレンチでありながらベークド、スモーキーさはなくよい焙煎です。
香がやや乏しいですが、味にそれほど嫌味はなく、個性は弱い反面飲みやすいコーヒーといえます。

おそらく、生豆に酸がないのでしょう、味が重く感じます。
一見なめらかな印象ですが、ロブ系(カチモール種)が混ざっているのか?やはり重い後味が残ります。
全体としては焙煎、鮮度、風味に問題はなく、フレンチ好きにはよいコーヒーといえるでしょう。

ただし、SPであれば、さらに液体がきれいで、フレンチであっても今少し華やかさがあります。
この差異がわかるようになるテースティングセミナーを計画中です。

カリフォルニアのコーヒーを飲む

2019年4月1日

北緯34度ですのでワインの産地になり、一般的にいえばコーヒーは栽培できません。しかし、収穫されていますので、生育条件がよいのでしょう。


北緯34度32分がパワーポイントという人もいます。
兵庫県淡路市の伊弉諾(いざなぎ)神宮にある「陽のみちしるべ」の石碑が、太陽の通る道(レイライン)を示し、日本の神社などが多く、世界的にも世界遺産などが多いともいわれているようです。(レイライン(Ley-Line:光の線)は、イギリスの考古学者が太古の遺跡配置が直線に並ぶ様を発見したことからつけられた。)学術的には認められてはいないでしょうが、、、、、。



いま一番行きたい場所であるエルサレムは31.77°Nで近いですが、スペインにある巡礼地サンチャゴ・デ・コンポステーラ協会は42.87°Nですので少しずれます。

以前、神棚女子というコラムを書いたことがあります。
最近は神社に行く女子が増え、無印良品で簡易神棚を買って置く人が増えている?というのがテーマでした。
銀座シックスの蔦屋にも日本書記の種類は多くみられます。

伊勢神宮と自分の住んでいる氏神様(神社庁に電話をするとすぐに教えてくれます)と自分の好きな神社のお神札をおまつりします。
ちなみに、最近混雑している熱海の来宮神社は35.00°Nです。
お休み処で堀口珈琲が飲めます。


話がそれ過ぎました。

味見したカリフォルニアの焙煎度は、ミディアムのやや深めでハイローストの手前です。

第一印象は、ブルボン、カトゥーラともに穏やかな風味です。
風味は、クリーミーな感じがブラジルやミャンマー、ラオス、沖縄などのアジア圏のアラビカ種のニュアンスに近く、テクスチャーにやや濁りを感じます。
このコーヒーのチェックポイントは後味で見るのがよいでしょう。
このサンプルではカトゥーラの方がブルボンよりきれいなテクスチャーですが、共に後味にかすかにざらつきを感じます。
風味のクリーミーさは、一部のブラジルの良質のコーヒーに近いといえますが、ブラジルより酸が強く、コクは弱めというところでしょうか。
そんな印象のコーヒーでした。


収穫が5~9月で、2月に空輸で入港していますので、若干生豆の状態が落ちているのかもしれません。おそらく標高は低いと思いますし、雨量も少ないでしょうから収穫できること自体が不思議です。
それでも酸がありますので、産地としての可能性は高いかもしれません。
程よい気温で、日照時間が長く、土壌などがよいのかもしれません。

現時点では、レアなコーヒーというところで、風味が特別突出しているとはいえないでしょう。しかし、コーヒーが熱帯作物という概念が覆ります。
ちょっと衝撃です。量産できるのかな、、、、、?

食育とコーヒー育

2019年4月1日

入学、入社おめでとうございます。
農大は明日入学式で、社会人枠の大学院生も出席します。
学部を卒業した方は、今日入社式ですね。
元号で入社式のニュースは飛びましたね。(堀口珈琲は新卒はいませんが)


大学の研究室の教授は小学校で食育の授業も行っています。
最近の食品業界の問題点は、大人になっても味がわからない人が増えているということです。そのため、高品質とかプレミアムの商品開発が滞るという事例も多々見られます。逆に、PB商品が増える傾向がみられます。

したがって、こどものころからの食育は食品業界などには極めて重要になりつつありますが、気にしていない会社もあります。
おだしの薄味を理解できないと、濃い味の本質も見えなくなります。
もちろん大人になってから、味覚は変化しますが、食に関心を持たない人が増えているとも感じます。
コーヒー業界にいても食に関心がないと、コーヒーの風味を理解する味覚や感性がはぐくまれないでしょう。


大学に在籍していた時に感じたのですが、大学生はレギュラーコーヒーを飲んでいませんね。1996年以降スターバックスは、コーヒーのすそ野を広げてくれましたが、最近の学生はカフェラテさえ飲まず、フラペチーノなどのメニューが主流です。もはや、スターバックスのマークからコーヒーの文字が消えたのも知らない人も多くなったでしょうね。

会社に入ると、オフィスコーヒーなどもあり、コーヒーの接する機会が増すと思います。今は、コンビニやファーストフードもコーヒーを売りにする時代ですので、レギュラーコーヒー(缶コーヒーなどの工業製品及びインスタントコーヒー以外の業務用・家庭用コーヒー)は、に接する機会は多くあります。
スペシャルティコーヒーなど、品質や風味は多様になっていますが、その中で差異が大きいことを少しずつ理解してほしいと思います。


現況を鑑みると、まずは、若い人達が、コーヒーに関心をもてるような場が必要で「コーヒー育」が必要というように感じます。
コーヒー育は、初めて使う言葉です、気に障ったらごめんなさい。

伊達さんとテニスコートのサーフェス

2019年3月31日

テニスコートのサーフェス(素材)は、クレー(ヨーロッパでは赤土)、芝(ヨーロッパに多い)、ハードの3つ。
全豪、全米はハード、ウインブルドンは芝、全仏はクレー。
テニスシーズンは、ハードコートの大会から始まり、クレーのシーズンを経て、芝のシーズンに向い、ウインブルドンが終了するとハードの大会が増えるという循環です。したがって、コートによって得て不得手が生じます。
全てのコートで優れた成績を出す選手は限られます。

簡単に言うとビックサーバー(身長が190cm以上でサーブが早い)は、ハードや芝で有利ですが、クレーでは勝ちにくい訳です。
スペインの選手は、クレーの多い中で育ってきましたのでラリーに強い粘っこい手テニスをします。


最近のテニスは、早いサーブとスピンで跳ねたりしますのクレーコート以外ではラリーは続きません。
錦織君は、ハードコートででも弾みが違うのでラケットのガットの張り方に気を使います。

若くして引退し、その後カムバックした伊達さんは日本のテニス界に対し、このサーフェスで警鐘を鳴らしたわけです。
日本も昔はクレーが多かったのですが、雨が降れば使用できず、最近の主流はオムニコートと呼ばれるもので、人工芝に砂を入れたものです。

私もこのコートでテニスをしていますが、水はけがよく少々の雨ではテニスができますので便利です。週1回のテニスが雨で中止になるのはつらいです。
また、ハードに比べると、球速も比較的遅めとなり、身体的負担も少なくアマチュアにはよいコートだと思います。





しかし、世界のテニスは早い打球や、弾む打球ですので、オムニコートで小さい時から、練習し、大会に出て日本で活躍しても、世界で勝てないのは、サーフェスにも問題があるというのが伊達さんです。


錦織君は子供のころから米国のハードコートで育ってきましたし、ダニエル太郎君はスペインのクレーで育ってきています。大阪なおみもハードで育ってきています。


さて、今日は、寒く小雨模様です。ハードやクレーでしたら中止の可能性がありますが、オムニであればプレーできます。
とテニスに行く前に思いました。


伊達さん 修士課程修了祝い

2019年3月30日

伊達公子さんが早稲田大学のスポーツ科学科修士課程を修了し、先日学位記授与式があったようです。
いうわけで、恵比寿の伊達さんの店に。本人はいませんが。


恵比寿から明治通り方面に向かいます。
明治通りを超えまっすぐ歩いていくと右手に「レストランママ」があります。
場所は不便ですが、最近素晴らしい料理を提供しています。

明治通りの手前、川沿いに公園のある道へと右折すると、すぐに、朝5時までやっているラーメンの「阿夫利」があります。新装開店していました。
ここのラーメンには一言コメントしたいところですが、ラーメンフリークの方のために控えます。


公園の桜は八分咲き。


その先にイタリアンの老舗といえばいいのでしょうか?
「イル・ボッカローネ」があります。
初代シェフは伊崎さんで、東京で一世を風靡したイタリアンです。


その前を通り過ぎ、さらに細い道をまっすぐ行くと閉店し、伝説になりつつある「べビトリーチェ」がありました。
この店は、東京のイタリアンの中でも私の好きな店ベスト5には入っていましたので、かなり通いました。シェフの堀田さんの料理はベーシックでありながら繊細でした。フィレンツェに行った時は、彼が務めていた店に必ず寄りました。


そして、少し行くと「FRAU KRUMM」があります。
テニスプレーヤーだった伊達公子さんのドイツパン屋です。
離れた場所ですが、パンの種類も多く、多くのお客様がいることがわかります。店内に6席ぐらいありますので堀口珈琲のコーヒーも飲めます。
ドイツ系のパン屋は少ないので貴重です。


さらにまっすぐ行き、右折するとビストロらしいビストロの「リオン」があります。パリにさりげなくあるようなビストロです。


日本のビストロの歴史は、西麻布あたりからはじまりましたが、いずれお話しします。

昔、東京のパリスタイルのカフェの歴史と人脈系譜を書いた記憶があります。もう覚えていませんが、、、、、、活動日記を探せば出てくるでしょう。


深化した風味は直球 ≧ 150 km

2019年3月30日

横浜ロースタリーが稼働する前に、9種のサンプルが届きました。
大リーグやプロ野球が開幕し、マー君が勝ち、阪神、広島も勝ちめでたい(ヤクルト、巨人ファンの方ごめんなさい)中、ペーパードリップで抽出しテースティングしました。



私のテースティングの基本抽出法は、25gで240ccを2分30秒で抽出します。
粉に少量ずつ湯を通し、湯がコーヒーの層を通過する過程で、優良な成分を溶解します。酸は多少緩い抽出法でもある程度抽出されますが、コク(Body感)は、粉に湯をきちんと浸透させなければ生まれません。ドリップの基本概念を踏襲する必要があります。

本来コクは、脂質や、ショ糖とアミノ酸のメイラード反応などから生じると考えられるテクスチャー(粘性)の概念です。官能評価上は、味とは区分しテクスチャーとしての評価言語を使用します。私がいつもいうのは、シルキーからフランネルからベルベットなどの滑らかさや舌触りの感覚です。
もちろん、味の複雑さや厚みのようなものでもよいでしょう。

脂質の定義は「有機溶媒に溶けるもの」で水には溶けないのですが、総脂質量の多い方がテクスチャーを感じますのでこの辺りがコーヒーの不思議で厄介なところです。

ペーパードリップの本質は、いかにコクを表現するか?そして酸とのバランスを見ることで、コーヒーの風味が理解できると考えます。
したがって、抽出に3分かけてもよいのですが、やや苦味が強く生じ、全体の風味がマスキングされ、風味がわかりにくくなります。粉の量が多くても同じことがいえます。私の方法を踏襲する必要はありませんが、味を見るときは自分の抽出基準を崩さないようにしてください。


新しい焙煎機による焙煎方法は、CityもFrenchもメリハリがあり、生豆の風味を的確に表現しています。
「直球150km以上のストレートで真向勝負というところでしょうか?」
素材の良さが明確ですので、どなたにも風味の違いがご理解できると思います。
堀口珈琲の生豆よさを再確認しました。

シティの「サンタカタリーナ」は、本来の柑橘ベースの酸にボディとのバランスがよく、「エル・アルト」はなめらかな舌触りでソオフな味わいの中に、柑橘+赤系の果実のニュアンスが混ざり出色でした。

ウオッシュト(湿式)のウォルカは、フルーティそのもので、ナチュラル(乾式)のゴティティは乾燥果実のフルーツ感でなかなかの風味でした。
SCAではナチュラルのカッピングフォームはありませんので評価基準が曖昧ですが、今後行うテースティングセミナー(未定)であれば、遠慮なくナチュラルの95点(SCA方式)の基準点の風味にするでしょう。
この風味を95点にしてよいか?については、エチオピアのナチュラルのG-1の歴史及び2010年からの中米のナチュラルの試行錯誤してきた変化の風味を体験し、理解していないとわからないでしょう。さらには、エチオピアのナチュラルと中米のナチュラルの風味が区別できないと分からないでしょう。


フレンチのケニア(カイナムイ)は、柑橘のレモンと赤いベリー系の風味をイメージするかもしれませんが、フレンチローストですので乾燥プルーンなど黒系の果実感を強く感じます。フレンチですが焦げ臭はなく、柔らかな苦味の味です。また、豆の段階から香りが強烈で「やっぱりカイナムイはすごいんだ」と再確認できました。ケニアの生豆を購入して16~17年程になるケニアフリークですが、このフレンチは、現状のケニアの最高峰レベルの風味を醸し出しているといえるでしょう。pHが4.75(ミディアム)と強烈な酸があるがゆえに、このフレンチローストが成立します。


マンデリンは、クリーンで濁りがなく、後味にマンデリンフレーバーが永遠に残るかのようです。口の中から消えません。このような状態をロングアフターテーストといえばいいのでしょう。20年以上の熟成ワインのアフターテーストに匹敵します。繊維質が柔らかいのに焦げていない味で、私なら95点(SCA方式) 以上をつけます。LCFマンデリンが世界最高峰と信じさせてくれるフレンチに仕上がっています。このスコアをつけることのできる感覚も、リントンのマンデリンを20年以上片っ端から飲み込んできた者にしかわからないでしょう。

つまり、誰かが基準点を設定しないと、評価者はバラバラな評価をしてしまいます。
これまでのセミナー体験者の方であれば、言っている意味がご理解いただけると思います。
少し長くなりました。






デンマーク豚

2019年3月29日

 EUとの経済連携協定であるEPAが発足し、ワインは少し安くなりました。
関税が安くなり豚肉の輸入量が前年同月比54%増との新聞記事を見ました。
デンマーク、スペイン産が増え、特にデンマークからの輸入が増加した様です。スペイン産はイベリコ豚で知られ生ハムやレストランでもブランド豚として見かけるのですが、デンマーク豚はどこに流通しているのでしょう?

豚肉の輸入は米国が最も多く、次いでカナダ、デンマーク(輸入全体16~18%程度)と続きます。デンマークは酪農が盛んとは知っていましたが、世界有数の豚肉輸出国のようで、日本ではどこで販売されているのでしょう。
私の行くいくつかのスーパーでは見かけませんので、業務用に流れるのでしょうか?私は、岩中豚(岩手県産でうまい)のロースかランプをメインに食べていますが、一度デンマークの飼育管理の行き届いた高級豚を食べてみたいですね。
豚肉は、ポークソテーが基本の食べ方で、豚の味が一番よく分かります。

行きつけの肉屋のオヤジは、高齢になりつつありますが頑張っています。
ここの肉は、フレッシュというのか?臭みは一切なく、冷蔵庫に2-3日置いていても問題ありません。ケースに出したものが売切れたら販売終了で、他の肉屋やスーパーの肉とは大違いなので、コーヒーも同じだなと感じさせてくれます。



日本では、岐阜から愛知に豚コレラが広がり、殺処分され、養豚場の苦労を察します。中国でも大変なことになっているようです。
 デンマークでは、フレスケスタイという豚の皮と脂身の料理があるようで食べてみたいと思って、表参道の「アクアヴィット」のメニューを調べようとしたら閉店していました。六本木ヒルズにも北欧料理店はあったのですが、日本ではなかなか生き延びられないようです。

ただし、スエーデン料理店は、赤坂「ストックホルム」のスモーガスボード、六本木「リラ・ダーラナ」のザリガニなどは長い歴史を刻んでいます。
IKEAの安いレストランで、ミートボールは有名になりました。


さて、デンマークの会社に勤めている方に聞いてみよう。

桜 さくら 

2019年3月28日

日本人の桜と紅葉好きは、遺伝子に組み込まれているのでしょうか?
山桜と里桜に大きく区分されますが、派生種はかなり多そうです。
品種はあっていると思うのですが?
東京では2月から5月までは何らかの桜が楽しめます。


温かいので一気に咲きそうですね。

寒桜2/13 世田谷区
河津桜2/25 世田谷区
標準木3/21開花 靖国神社
ソメイヨシノ3/25 世田谷区
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