パパ日記

生豆の高騰と販売価格改定について

10-11クロップ生豆(今年使用するニュークロップで2010年12月頃から2011年7月くらいまでの間に多くが日本に入港します)は、昨年の生豆相場の高騰の中で厳しい価格交渉をし、1年分を買い付けを終了しました。

当社の場合、多くの生産地の農園、農協、輸出会社との間にパートナーシップの関係があり、まだコーヒーの実がなる早い段階で生産者と数量の話し合いを
行い、生産見込みを判断し購入量を決めていきます。

次の段階で価格の話をしていきますが、毎年購入し、信頼関係が構築されていますので相場の高騰の中でもあまり無茶な話はでませんが、今年の場合はあまりの高騰でせめぎあいがあり、ストレスを感じました。
もともと、当社の購入している生豆は、各生産国の最高レベルの価格帯のもので、それを1コンテナ以上買える会社は世界広しといえども多くはありません。

そのような中で、パートナーシップ農園には無理をいい、値上げを抑えてもらうよう努力してきました。
昨年2010年のかなり早い段階での価格の取り決めをしてきましたので、購入価格は比較的安く抑えられています。

されでも生豆価格は高く、今般の価格改定をさせていただきました。
ご理解のほどお願いいたします。