パパ日記

Botz coffee


エルサレムに行った方から、エルサレムのお土産コーヒーをいただいたのでテースティング。


イスラエルでの飲み方は、ボッツコーヒーというらしいのですが、トルコ式なのでしょうか?イブリックや鍋で煮だしたコーヒーの上澄みを飲むようなスタイルか?ベトナム式の抽出器具(粉を入れ、湯を入れ粉が落ちるのを待つ)のようなもので抽出するのか?定かではありませんが、いつかエルサレムで確認したいですね。

フレンチローストの豆で、焙煎日は不明ですが焙煎2週間以内で、お土産品としては珍しく新鮮。湯をかけたとき粉がよく膨らみます。
フレンチでありながらベークド、スモーキーさはなくよい焙煎です。
香がやや乏しいですが、味にそれほど嫌味はなく、個性は弱い反面飲みやすいコーヒーといえます。

おそらく、生豆に酸がないのでしょう、味が重く感じます。
一見なめらかな印象ですが、ロブ系(カチモール種)が混ざっているのか?やはり重い後味が残ります。
全体としては焙煎、鮮度、風味に問題はなく、フレンチ好きにはよいコーヒーといえるでしょう。

ただし、SPであれば、さらに液体がきれいで、フレンチであっても今少し華やかさがあります。
この差異がわかるようになるテースティングセミナーを計画中です。