パパ日記

東京の喫茶店

川口さんはここ数年精力的に活動し、数冊の本を出しています。
以前対談したこともあり、今回の本では堀口珈琲・駅前店が登場します。
「東京の喫茶店」(実業之日本社)

彼女はカフェという言葉を使用してきたので、当方は喫茶との違いの定義を
つけてこれまで解説してきました。

歴史的に見れば1990年に減千歳船橋本店の2階に開店した珈琲工房は画期的な店で、従来の自家焙煎店とは違ったものでした。
また1996年に開店した現在の本店も、東京のカフェ誕生には大きな影響を与えているはずです。

このあたりは日本の喫茶の歴史40~50年くらいを振り返ると理解できるでしょう。1990年から2000年までの10年は、日本の珈琲業界の悪しき慣習と戦わねばならないことが山のようにありました。
ネルドリップ編では、このあたりを踏まえて解説しています。

ムック「珈琲時間」(大誠社)もリニューアルして発刊されました。
レカンのソムリエの大越さんと当方の対談が掲載されています。

また「紅茶の基礎知識」(エイ出版)では藤沢のディンブラの磯淵さんと当方の対談も掲載されています。