パパ日記

エチオピア おまけ

セミナーサイト  https://reserva.be/coffeeseminar

味覚センサー1

2019^20 クロップ、エチオピアのシダモの在来種、イルガチェフェの在来種、ゲイシャ種とハラ―のnaturalG-4。

1.酸味の強さは、Washed>Natural  SP>COであることがわかります。
2.4つの味の構成は、WashedとNaturalでそれぞれ同じ傾向のパターンが見られます。
3.ゲイシャ種のWashedは、Umamiが強くNigamiが弱いため、風味の質がsidamoとIrugachefeと若干異なることが予測されます。

したがって、細かなケミカルの分析をした場合に、差が生じる可能性があるということが、このグラフから読み取れます。
官能評価との相関は省きます。

味覚センサー2

2019-20エチオピアゲイシャ種、ゲイシャビレッジの豆。
全体としては、若干の欠点豆の混入、精製のデリカシーにやや欠けますが、年々品質は向上していると思います。

Washed、Natural、Honeyは好気性発酵(aerobic)、その他は嫌気性発酵( anaerobic )でカルボニックマセレーションとアナエロビックです。

1.酸味は、Washed>Honey>Naturalの順。
2.UmamiはNaturalが多い可能性があります。
3.嫌気性発酵は、風味のバラツキが著しく、その方法、スキルにおいて完成度が低いと推測されます。 パナマ、ブラジルの出来のよいnaerobicに比べると研究の余地があります。 現時点においては、anaerobicは、デリケートな酸味や甘味が生じるものがよいと考えられ、アルコール発酵が顕著なものはよい風味とはいえません。
2020-21クロップは、試していませんので、進化していることを期待しています。

官能評価と味覚センサーの相関性については、ここでは省きます。