韓国から帰国しました。
ソウルのコーヒーマーケットはここ数年のコーヒーブームで出店は多く、コーヒー需要は急拡大しています。しかし、都市部の家賃は高く、出店者の多くはお金持ちでブームに安易に参入しようとする傾向も多く、廃業も多く見られます。
だめならすぐに撤退するところは、結果を早く求める韓国人の性格も反映しています。
また なんでもマネして作り上げてしまうことも得意なので、形だけは世界の先端を行くようなショップも多く見られるようになりました。その意味では、店つくりは日本のマイクロロースターより数段進んでいるともいえます。
しかし、生豆の品質からローストに至るまでまだまだ過渡期であると感じます。
今は 感性をうまく取り込んで、形から入っている状態で、堅実で、まじめな人は少数に感じます。
チェーン店以外のコーヒーショップは焙煎機を置くことが最も重要で、それは単に置くことに意味があり、ローストや生豆の知識はなく、トレンドに過ぎません。
しかし、よくよく考えてみたら、日本も同じようなもので、過去多くの自家焙煎店が出店しましたが、簡単にスキルが身に着くという安易な考えによる参入が多く見られ、韓国を馬鹿にすることはできないとも思います。
今の時代は 競争も激しく 開業にはそれなりの準備が必要となります。
いい師匠に巡り会うことが大事だと思います。
韓国にジャージャー麺などというものがあったのを初めて知りました。
日本のものともかなり違います。真っ黒で少し不気味ですね。
手打ちのうどんでした。材料のアンは玉ねぎ、ほんの少しの肉くらい。
味は玉ねぎを炒めた甘みが主で辛さはなく、変な味もしないので一応食べれました。
焼きそばの五目アンなどをかけるとかなりおいしいのではないかと感じました。