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次回の本は、原稿がある程度仕上がっているのですが、内容が難しすぎるというか?
こまかすぎるというか?読む方が理解しにくいというか?
まあ、すこしはやさしくかみくだかないと自己満足のようになってしまいかねない、といったところでしょうか?
ページ数が増えすぎていますので、それを半分以下に抑えなければなりませんので、結構厄介です。
そんなわけで、出版は遅れています。いま書き直す意欲を喪失しつつありますしばらく執筆を休んでいます。
そんなわけで、本とは別に、この活動日記に少し書くようにしています。
コーヒーのテースティングの語彙は、明確ではありません。
食品業界でも語彙は、大きな関心事になっていますが、過剰な言語の氾濫によるフレーバーホイールが目立ちます。
そのためあまり意味のないものになる傾向が感じられます。
日本におけるコーヒーのフレーバーホイールはありません。
一部企業が作成しているものがありますが非公開です。
またSPを基準としているとは思えませんので、現状での使用は難しいかもしれません。
SCAのフレーバーホイールはアメリカ人の感覚で、日本人には向かない部分も多くあります。
私は一切使用しません。
WCRのLEXCONは、科学者用のもので米国でしか通用しません。
非常に優れたもので、各用語の定義づけがされ、さらにはその強度を重要視しているところが画期的です。
しかし、米国の食品をベースに構築されていますので、日本やヨーロッパでの使用は困難です。
また、あまりに専門性が高く、コーヒー研究者や科学者向きのものです。
一般のコーヒー関係者向きではありません。
語彙集は、各大学の語彙の専門教授との共同研究をしていきたいのですが、皆さん忙しそうでまだ着手できていません。
あまり難しくしないことがポイントになると考えています。
そんなところでまずは、基礎的な言葉の定義から始めます。
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堀口俊英(ほりぐちとしひで)
2002 年堀口珈琲研究所設立
2019年東京農業大学・環境共生学博士課程卒業
著作:「The Study of Coffee」新星出版・2020年その他
論文:「有機酸と脂質の含有量および脂質の劣化はスペシャルティコーヒーの品質に影響を及ぼす」日本食品保蔵科学会 2018
論文:「コーヒー生豆の流通過程における梱包、輸送、保管方法の違いが品質変化に及ぼす影響」日本食品穂応科学会 2019
論文:「コーヒー生豆の品質基準に関する研究」の本食品科学工学会 2021