パパ日記

コーヒーテイスティング セミナー 2021年10月11月12月の

https://reserva.be/coffeeseminar
コーヒー抽出セミナー、コーヒーテイスティングセミナーは、堀口珈琲研究所のコーヒーセミナーサイトからどうぞ

 

10月 ルワンダ産とグァテマラ・アンティグア産のブルボン種の比較

ルワンダ産のコーヒーは、国の経済を支える主要産業で、外国為替収入と農村経済の収益化に大きく貢献しています。
現在、約40万の小規模農家が、アラビカ種のブルボンn亜種を42,000haで栽培し、年間267,000から420,000bags生産しています。
今回のテイスティング試料は、CEPAR(Coffee Exporters and Processors Association of Rwanda:ルワンダの34コーヒー輸出業者)などにより10月に開催されたオークションロットをテイスティングします。
ルワンダ産の優れたブルボン種は、グァテマラのアンティグア産のブルボン種に通じるものがあるというのが個人的見解です。

ファーストセッション:ルワンダ産ブルボン種
セカンドセッション:グァテマラ・アンティグア産ブルボン種

 


11
月 ゲイシャ種のおさらいとNaturalの評価基準について考える
過去2年間のテイスティング中級セミナーで、さまざまなゲイシャ種をテイスティングをしてきました。
今回、それらのまとめとして、ゲイシャ種の風味の再確認をします。
また、ナチュラルの精製豆の評価基準が明確ではありませんので、ブラジル、エチオピアナ酸以外に中米産のナチュラルについて考えます。

ファーストセッション・ゲイシャ種のおさらい

①パナマ・ゲイシャ種Washed、②Natural、③anaerobic、④コスタリカ・ゲイシャ種White Honey、⑤5Red Honey、⑥マラウイ・ゲイシャWashed、⑦グァテマラ・ゲイシャWashedその他の中から
セカンドセッション・Naturalのおさらい
グァテマラ、②コスタリカ、③パナマ、④エチオピアG-1、⑤エチオピアG-3、⑥ブラジル、⑦ブラジル(パルプドナチュラル)その他の中から

 


12
月 ブラインドテースティング
各生産地の風味特性および品種の風味特性について確認していきます。

ファーストセッション 生産地別 全てSCA方式で85点以上のサンプル
ブラジルNatural、②スマトラSumatra式、③エチオピアWashed、④グァテマラWashed、⑤コロンビアWashed
⑥ケニアWashedその他の中から

セカンドセッション 品種別  カチモールを除き85点以上のサンプル
ゲイシャ種、②ティピカ種、③ブルボン種、④SL種、⑤カチモール種、⑥カトゥーラ種⑦マラゴジペ種、⑧パカマラ種、⑨モカ種などから

 

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講師 堀口俊英(ほりぐちとしひで)
1990年堀口珈琲開業
2002 年堀口珈琲研究所設立
2019年東京農業大学・環境共生学博士課程卒業
著作:「The Study of Coffee」新星出版・2020年その他
論文:「有機酸と脂質の含有量および脂質の劣化はスペシャルティコーヒーの品質に影響を及ぼす」日本食品保蔵科学会 2018
論文:「コーヒー生豆の流通過程における梱包、輸送、保管方法の違いが品質変化に及ぼす影響」日本食品保蔵科学会 2019
論文:「コーヒー生豆の品質基準に関する研究」の本食品科学工学会 2021