https://reserva.be/coffeeseminar
コーヒー抽出セミナー、コーヒーテイスティングセミナーは、堀口珈琲研究所のコーヒーセミナーで
パナマのElida農園のオークションロットの中にゲイシャ種のハンドウォッシュという豆があり、焙煎した結果、24ロット中一番高い評価をしました。
口に含んだ瞬間に口腔全体にショ糖の甘味が広がり、飲み込んだ後に甘いミカンの味が残る素晴らしい風味でした。
かつクリーミーでなめらかです。
そんなわけで、一筆啓上しておいた方がよいと考え書きました。
果肉除去したミューシレージのついたパーチメントを水の入ったタンクに入れ、少量ずつ手で洗いながらミューシレージをとったようです。
オークションロットは100ポンド(45kg)と少量ですのでこののような方法を試したのでしょう。
しかし、ミューシレージは、パナマの標高1900mの標高では水槽につけても、おそらく30時間以上はかかりますので、
手でミューシレージをこすりながら、洗って取ろうとしても簡単ではありません。
したがって、ミューシレージは多少残った状態とも推測され、ハニー精製の精製ニュアンスも含まれているかもしれません。
このあたりの詳細は不明です。
Elida農園から
SPの黎明期の2004年、今では懐かしいですね。
東チモールの標高1600mの農家でWashedの精製にトライした時に、発酵槽があるわけではないので、
果肉除去後に容器にパーチメントを入れて発酵させようとしたのですが、寒く水温も低く、ミューシレージが取れません。
ハワイなら8時間でとれるのに、、、と悩んだことがあります。
このころは、商社以外に産地に行くコーヒー関係者はほとんどいない状態でしたし、ネット上にも情報はなく、世界中の消費国におけるコーヒー知識は幼稚でした。
最終的には、こすって取りました。
2004東チモールにて