パパ日記

エクアドルとSidra

https://reserva.be/coffeeseminar
コーヒーセミナー

2020年11月のセミナー日程をアップしました。

土日で行ったテイスティング中級の「エクアドルの試料」を味覚センサーにかけます。
エクアドルで注目されているSidra種は、ティピカとブルボン種の交配種ですが、在来種系の風味でない複雑さがあります。
結果は後日報告します。

エクアドルといえば、「ガラパゴス」のティピカ系品種が有名で、15~20年前の豆はブルーグリーンで素晴らしいものでした。
残念ながら、いまはその面影がありません。PNGの「シグリ」も20年前までは素晴らしいティピカで、当時は多くの豆の中で価格も高く突出していましたが、同じようにその面影はありません。

現在は、標高の高いコスタリカのマイクロミルのティピカ種が素晴らしいと思います。

 

センサーは大学に設置されています。
今回は堀口珈琲研究所で抽出しそれをもっていきます。
センサーには、一度にスタンダードを含め10種しかかけられません。
4回計測し平均値が出ますので、10種で7~8時間かかりますので、次の日に結果を見ます。

エクアドルの今回の試料は、中米のSPのような酸やコクにインパクトはありませんでしたが、
なめらか、ソフトで、柔らかく、他の産地にはない特性を持つコーヒーだと認識しました。
意外に良いコーヒーでした。