パパ日記

ボンヌマール(特級畑)2001

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コーヒーテイスティングセミナー

このボンヌマールは2003~4年頃?リリースされ購入し、約20年間保管しておいたものです。

某倉庫が保管業務をやめたので行き場がなくなり仕方なくワインセラーを購入しました。
倉庫から移動したので、しばらくセラー内で落ち着かせました。

コロナ禍で、難しい状況ですが、プロ中のプロであるソムリエにあけてもらいました。
ビンテージのワインはコルクの状態が変化していますので、あけるのは難しいことと、第3者にも状態を確認してほしいからです。

結果として、保管状態は良く、きれいで透明度の高いバーガンディでした。
さすがにグランクリュです。市場価格では10万以上20万くらいはします。

デリケートで、繊細な熟成香があり、赤い果実の香りとともにきれいな酸味が持続していきます。
最近の気候変動(温暖化)で、ブルゴーニュでもこのような繊細なワインは少なくなっています。

 

あと、10年くらい熟成させることが可能かもしれませんが、後期高齢者になって味がわからなくなるのも嫌ですので早めに開けたいところです。

ロブマイヤー、リーデル、ザルトデングアートの3種のグラスで飲ませてもらいました。

しかし、ブルゴーニュワインは奥深いというか、罪深いというか、さらに上があるということも思い知らされもしました。DRCのワインの、アミノ酸の風味の残像が消えません。
500年間修道僧が土をなめながら、よい土地を探してきた歴史がテロワールという概念を生み出しているのだと感じます。

コーヒーもやっと、20年の歴史の中で少しばかりテロワールの差が見えて来ています。

それにしても、フランス語のワインが表現が豊かですが、同じようにそれをコーヒーに当てはめるのは
困難です。焙煎という工程を経ていますので、コーヒーの風味表現はワインよりはるかに難しと考えています。

SCAのフレーバーホイールをそのまま応用するようなことはやめた方がよいと考えるのはわたしだけでそうか?