パパ日記

大学での研究

https://reserva.be/coffeeseminar
ーヒーセミナー

 

農大の「食環境科学研究室」に在籍し、基礎的な成分分析を継続しています。

今年卒業の学生の卒論は「Guatemala産スペシャルティコーの品種間における品質及び風味差についての研究」で、
ANACAFE(グァテマラコーヒー院)のオークションロットをサンプルにしました。
Pacamara種とGeisha種の風味差を科学的に検証することは容易ではなく、かなり理専門的な分析が必要になると考えています。

もともとケニアのSL種の風味が何故生まれるのだろう?というところから出発していますので、
ゲイシャ種、パカマラ種、SL種の分析は継続していきます。

4年生が卒業し、新4年生の新しい研究テーマを考えなければなりません。基礎実験(pH、滴定酸度、脂質量、酸価など)の分析以外に有機酸の組成に関して細かく分析する予定でいます。どこまでできるかわかりませんが、5年かかりましたが、やっと専門的にやれる所までたどり着いたというところでしょうか。

論文を書き、世に出したいところですが、ストレスの負荷が大きくなりそうで躊躇しています。