こんにちは。
製造部流通チームの櫻井と申します。

3月19日に開催されたビクターロック祭り2022に飲食ブースとして私たち堀口珈琲が出店させていただきました。
今回の記事はついにビクターロック祭り「本番編」。

前回の「準備編」に続き、まだまだフェスの余韻が残るうちにコーヒー愛とロック魂に溢れる前日と当日の奮闘記をお届けいたします！

前日準備

3月18日、開催前日。

真っ白な堀口珈琲のブースにコーヒー豆や機材を搬入し、私たちのステージを作り上げていきます。巨大ネル、スタウトコーヒーサーバー、看板やメニュー表……。着実にお店らしくなり、だんだんと実感が湧いてきます。

あれが欲しい！となった時、最年少ながら頼りになるブランディング部・渋谷。
センスが光るグッズを次々と生み出していきました。

マシンの調整、ネルドリップの味チェックを念入りに行うのは、
みんなに愛されるリーダーのEC事業部・小野寺（右から2人目）とお父さん的存在の営業部・高山（右から3人目）。

 
設営を終え、次は全体ミーティングを行い実際の動きをシミュレーション。

今回のイベントのために結成した堀口珈琲バンド(と言っても過言ではないメンバー)。
実は毎日店舗で接客をしている者はごく僅か。しかしながら以前店舗で働いていた経験や現在配属されている部署ならではの視点から様々なアイデアが生まれ、闊達な意見交換によりひとつのグルーヴ感を作り上げていきました。

準備に熱中しているうちに、気が付けば外は真っ暗。
お客様にコーヒーと音楽を全力で楽しんでいただくために、残された時間のギリギリまでメンバー全員で気合いを入れてアーティストのリハーサルさながらオペレーションを確認しました！

余談ですが楽器経験者が勢揃いなメンバー、今からでも本当にロックバンドが組めそうです。

本番当日！

3月19日、ついに開催日を迎えました！
前日の冷たい雨が嘘のように快晴！当日は天気に恵まれフェス日和となりました。

フェスの合間にほっと一息つけるあたたかいドリップコーヒーは、巨大なネルで丁寧にじっくり時間をかけていれていきます。
使用するコーヒー豆の種類はアーティストのタイムテーブルのように、時間帯で入れ替え。これもこだわりのひとつです。
中には何度もご来店になり、様々な味わいのコーヒーを召し上がってくださったお客様もいらっしゃいました。

ステージから聴こえてくる音楽に痺れて感電中な私・製造部流通チーム櫻井（左）と狛江店・柴野（右）。

怒涛のオーダーが入るたびに手際よくドリンクを作るのは、ベリーショコラオレを考案した生豆事業部・小川。

1ステージ終わるごとに大行列。私たちのボルテージも最高潮です！

 
ビールサーバーのような機械から注がれていくのはスタウトコーヒー。
アルコールの提供ができない中、黒ビールのような見た目となめらかな喉越しを楽しめるスタウトコーヒーは、フェス×コーヒー最高！と感じる一杯。
開演前の景気づけにも、ステージ参戦後の締めにも大活躍でした。

「元気の出るコーヒーいかがですかー！」と、スタウトコーヒーサーバーの前でパフォーマンスをする製造部・田島。

 
ビクターロック祭り2022、たくさんのコーヒーをご提供させていただきました。
一番人気は王道のドリップコーヒー、二番目はスタウトコーヒー。
お食事やデザートとのペアリング、渇いた喉を潤すためのコーヒー、食後の一息などなど……。会場内でカップを見かけるたびに、こちらまで幸せな気持ちに包まれます。

特にニューリリースされた春限定のプリマヴェーラブレンド、堀口珈琲の大定番＃７BITTERSWEET ＆ FULL-BODIEDを使用した際は「おいしかった」と多くのお声をいただき、ご自宅でも飲みたいとコーヒー豆やコーヒーバッグを購入される方もいらっしゃいました。

堀口珈琲のブースにお立ち寄りいただいたすべての皆様、誠にありがとうございました。

また楽屋では出演アーティストの皆様へ、いれたてのコーヒーを差し入れさせていただきました。

堀口珈琲の盛り上げ隊！ブランディング部・小出と中川が担当。

その数なんと100杯以上！
アーティストの皆様にも堀口珈琲のコーヒーを体験していただきました。

最高のフェスをより盛り上げるべく、全力でお届けしたコーヒーはいかがでしたでしょうか。
コーヒーのおいしさや楽しさ、はたまた堀口珈琲を知るきっかけになれたら嬉しいです。
参加されたお客様はぜひご感想をSNSやお店でお聞かせください（励みになります）。

 
コーヒーとロックに向き合ってきた日々は青春そのもの。思い出に残る貴重な経験となりました。

終演後

つい先ほどまで盛り上がりを見せていた会場は、ブースの解体作業が速やかに進んでいきます。私たちも最後の撤収作業に向けて、残りわずかのスタウトコーヒーで気合いを注入。イベントの締めの一杯です。

静寂が訪れようとする中、私たちのブースから響き渡る「おいしい！！！」の声。

おいしいコーヒーを提供していてよかったと、多くを語らずともメンバー全員で感動と達成感を分かち合えた瞬間、それは先ほど会場まで鳴り響いていた音楽と同じくらい心に沁みる一声となりました。

おいしいコーヒーをおいしいと自信を持ってご提供させていただく。
当たり前のように聞こえますが、本当はとても難しいことだと日々痛感します。
普段は異なる部署で違う仕事をしている最高にロックなメンバーと一緒に働き、仕事への姿勢や考え方など大切なことを学び合える良い機会になりました。

この経験を生かし一同パワーアップしてまいります。
堀口珈琲の店舗やオンラインストア、イベント会場などで、みなさまに再びお会いできる日を楽しみにしています。