パパ日記

プチトマトのスパゲティと塩の量

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朝のトーストは40年以上変わらず、昼はスパゲティが多くなり、夜は適当という感じの食生活です。

 
フランチャネッロの2003年を開けましたが、サンジョベーゼ(キャンティなどの生産地の品種)
がこれほどまろやかで香り高いワインになるとは想像できませんでした。
あと5年くらいは熟成させても問題はなさそうです。
1999年もあるので、どこかのレリストランテであけてもらいます。
このワインは、ジョバンニ・マネッティの傑作でもあり、入手困難で2003年などは幻のワインに相当します。

 


最もべシックなトマトソースのスパゲティ。
単純ですので、プチトマトト、塩とオリーブオイルで味が決まります。
塩はゲランドのいつも使うやつ(ミネラル分が多い)、オリーブオイルはワインと同じ会社のモノで、入所困難なオリーブオイルの一つです(香りがよい)。プチトマトは糖度が8.5以上の和歌山の「赤糖房・あかとんぼ」、このトマトはほぼフルーツです。

ニンニク(青森産)のみじん切りをオリーブオイルで炒め、トマトを半分にカットしたものを加え、水をすこ仕入れ煮込みます。忘れていました、スパゲティは、茹で時間が短くて済む(5分)バリラの1.4mm。
1.5リットルのチープな鍋(柳 宗理さんのパスタ鍋だと湯が沸くまでに時間がかかるので最近は使用しません)に塩入れず5分茹でます。
最近バリラは、ビニール系を使用しないで紙の箱に入れた形状で販売しています。

加熱した具材にパスタを絡め塩で味を調整し完成です。

パスタを茹でるために塩を1~2.5%程度入れるのは、1)パスタに下味をつける、2)アルデンテになりやすい
3)イタリアの水は硬水で、日本の水は軟水なので塩をいれ、パスタがグルテンでくっつきにくくする
などの理由になりますが、1%の塩であれば入れても入れなくてもあまり変わりないように思います。
2%以上の塩を入れないとアルデンテなどの効果はないという論文もあります。
2.5%の塩ですとかなりしょっぱいので、あとで塩分を追加しないで味固定してしまうという考え方もあります。

今回は、塩を入れないでゆで、フライパンできっちり味付けをしました。
ニンニク、トマトのグルタミン酸と果実の甘味がやはりミネラルの多い塩によって旨味が引き立てられ一体となりおいしくなります。

イタリアンパセリはスーパーには売っていませんので、使いません。
シンプルでおいしいスパゲティですので、もっとコテコテなイタリアンにする場合は、乾燥バジルやオレガノなどを加えれば古典的なイタリアンの味になります。