パパ日記

アクアパッツア

https://reserva.be/coffeeseminar コーヒーセミナー

鯛の切り身をオリーブオイルで軽く炒め、水、アサリ、プチトマト、パプリカ(余っていたから)を入れて煮込むだけです。
漁師料理ですから過度に味付けしないシンプルさがよいと思います。

ニンニク、ケッパー、オリーブ、アンチョビ、イタリアンパセリなどイタリア系食材を入れなくとも構いません。
素材の味だけで十分です。
コンソメ、白ワインなどは入れないようにしてください。いい魚だと魚の味が台無しになります。

ローマでも魚を食べることはできますが、ナポリは、魚料理はうまいです。
アポりに行った時に、ピザを食べずに、海沿いの一つ星のレストランで昼、夜、と連続4回通ったことがあります。
ベニスのムラノ島などの島も魚はおいしく、町で食べるより素朴でおいしいです。
ベニスのちょっとしたレストランですとアクアパッツアは高いです。

ベニスのアクアパッツア

この料理を30年以上前に広めた日高シェフは今やユーチューバーになっています。
「人生が変わった」とも言っていました
長野の「Ropia」さんのユーチューブに出てから、ユーチューブの世界に入っています。
ロピアさんが走りでしょうか?

日高さんは、「リストランテ山崎」のシェフを卒業し、30年前頃に片岡シェフの「アルポルト」の店の後に開店しました。
「アルポルト」は、すぐ近くの西麻布のより広い店に移転しています。

「アクアパッツア」は、半地下の店で、このころよく食べに行きました。千駄ヶ谷に「マンジャペシェ」を開店してからもよく行きました。その後、広尾に移転し、最近また千駄ヶ谷に移転しています。

 

ユーチューブでは、三國シェフも頑張っています。この後、日高さんを急追しているのが「レガーロ」の小倉シェフですね。
その他、麻布の「ピアットスズキ」の鈴木シェフ。「SALONE」の弓削シェフ、「HATAKE」の神保シェフ、大阪の「ポンテベッキア」の山根シェフェなどいろいろですが、小倉さんが一番面白いですね。
先日連れが、小倉さんから「イタリアンはムラの美学」というステッカーをもらって喜んでいました。

 

料理にはそれぞれ個性があり、様々ですが、私の場合はほぼマネしませんし、レシピとかはみません。
完全自前の適当な素人の作り方です。40年以上イタリアンを食べて来ましたので、なんとなくイメージで作ります。
コーヒーでは「基本が大切」といっているのに矛盾していますね。
というか基本がわかっていれば後は応用になります。

 

それにしても、アサリが貧弱で味が出ません。
偽装問題以降スーパーでは小粒なものしか売っていません。
それでも、浅利を食べるわけではありませんのでいいですが、出汁が出ないので問題です。
ボンゴビアンコを作るには、大量のアサリを使わないと駄目な印象です。
しかたなく、余ったアサリで、ボンゴレロッソを作りました。
ビアンコを作るにはアサリの味が弱すぎます。

 

最近コーヒーのことを書いていませんが、本を書いていますのでここでは小休止です。