パパ日記

海外からの訪問者-2

コロンビアの輸出会社と農園主と上原店で面談。
スペイン語と英語と日本語がごちゃごちゃして頭が痛くなりました。

 

 
昔の輸出会社は、品質の安定化の為独自に生豆のブレンドをしてきましたが、私は2000年以降その考え方を否定し、単一農園の豆を求めてきました。まずは地域や農園の本質的な香味を理解しなければ、その生産地の香味はわからないという考え方からでした。
そして、エクスポーターに主体があった時代から、ロースターが主体性を持ちトレサビリティをリクエストする時代に移行する道筋を作ってきたと自負しています。

 

 

そして次に考えられたのが、生産地において地域、品種、精製などの組み合わせによる生豆の段階での味つくりの世界ということになるのでしょう。これを生産サイドとロースターと共同で行うことになるので、対応できるロースターは世界でも少ないでしょうから、現状ではかなり難しく、これから試行錯誤が必要でしょう。

このようなことは、ロースターとしてはすでに世界中の産地の豆を使用してブレンドつくりでやってきていますが、生産国にとっては新しい考え方になるのでしょう。