パパ日記

スペシャルティコーヒーの最前線

最近は、先進的な生産者は、さまざまな実験的取り組みをしています。
これまでウオッシュトの精製の農園が、パルプ度ナチュラルやナチュラルで作り、香味がどうなるのか?にトライすることが多くなりました。
また農園内を区画し、それぞれの区画単位で収穫、精製するなどの取り組みの進行しつつあります。また独自の生産メソッドの開発実験もなされつつあります。

オズワルド農園は、カツーラ種がメインで、その他ブルボン種とティピカ種も栽培しています。
この農園とは長い付き合いです。昔はブルボンを中心に使用してきましたが、オズワルドがティピカを植えたため、最近はティピカ種をほぼ全量そしてブルボン種も購入しています。

レインフォレストアライアンス、バードフレンドリー、JASの有機、その他の有機認証と4つの認証があり、米国のスペシャルティコーヒーマーケットでの人気が高く、年々価格も上昇しています。

農園主のオズワルドは、今後区画を分け細分化したロットでの生産を目指すようです。
今後、いい農園はきちんと選別され、価格が高くなり、入手が難しくなると推測されます。
気象変動などの影響で良質のウオッシュトアラビカの生産量は減少傾向にあり、コーヒーもワインマーケットのようになるのは間違いないでしょう。

すでにその兆候は多々見られ、高い金額を払える会社しか入手できない状態が生まれるでしょう。当社はこのようなことを見据え、世界の多くの農園などと長期的な取引をしてきましたので、今後もスペシャルティコーヒーの最前線の位置をキープできるのと考えています。