パパ日記

ブラジル・パラナ

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パラナ州北部は同州で最も早くコーヒー栽培が始まった地域です。
土壌は「テラロシャ」と呼ばれる肥沃な火山性土壌です。

このブラジル・パラナ州のコーヒーが6月に入港します。
パラナ州の農協に招かれ伊藤が出張し、探したコーヒーです。
この産地はかつてブラジルの主要生産地でしたが、霜の被害で生産地が北上した経緯があり、今では忘れられかけた産地になっています。
この地のトレサビリティの明確な農園の豆は、日本に入荷ルートがはほとんどないと思いますのでこの度輸入にチャレンジしました。

紆余曲折しつつ、到着しますのでいま少しお待ちください。
輸入ルートつくりが大変で、米国経由で日本に入ります。

今まで飲んだことのないようなブラジルの香味だと思いますので一度お試しください。

今、セット販売しているマタスデミナスのコーヒーもとても特殊な産地です。
山の中にあるような農園で、ブラジルとは思えないような地域の豆です。
世界広しといえどもトレサビリティの明確なこの地のコーヒーは簡単には飲めないですよ。

またこれから販売する、バイヤ州のコーヒーも、新しい作り方を模索した極めて少量生産のコーヒーです。これも世界的に流通は極めて少なくブラジル最先端のコーヒーです。

特殊な産地や、特殊なコーヒーを扱うのは、常に新しい産地や香味を開拓しているからです。
リスクも大きく、本来は当社のような小さな会社がかかわるべきではないのですが、
時代の最先を切り開くにはやむをえないとの考えです。