最近は、私がイタリア好きなことを知らない人も多くなりました。
食事はイタリアンのみでもokのイタリア好きです。
特にルネサンス絵画好きで,フィレンツェとベネチアに行きたがっていますが、なかなか難しいですね。
暗殺者のパスタがイタリアではやり日本でも関心が高まったようです。
濃厚なトマト系のパスタで多くはトマト缶の代わりにピューレやトマトペーストを使います。
ワンパンで作り、パスタを焦がすのが特徴です。
1)オリーブオイルでニンニク、唐辛子を加熱し香りを出し、そこにパスタとトマトピューレを加えパスタを焦がします。
2)トマトペーストを溶かした湯を少しずつ加えパスタを茹でていきます。
私はピューレやトマトペーストは使いませんので、トマト缶をいれ、さらにトマトジュース加えながらパスタが柔らかくなるまで茹でます。
要は濃厚なトマトパスタ(スパゲティ)でさらに焦げが味のアクセントになります。基本グザイは入れませんが、ベーコンがあればカリカリにして加えればさらにおいしくなります。
ベーコンを加えた暗殺者のパスタ
パンチエッタ(豚のバラ肉の塩漬け)があればなおおいしくなります。もしグアンチャーレ(豚のほほ肉の塩漬けで日本ではトントロと呼ばれ脂身の多いところ)があれば本格的なカルボナーラができます。もし、グアンチャーレがあればローマのカルボナーラができま。
かなり脂が出ますのでこの脂を少量チーズと卵ソースに加えます。カルボナーラの場合は、どのチーズを使うかで味はかなり変わります。最近のローマでは強烈さよりも軽さを求める傾向があり、パルミジャーノではなくペコリーノロマーノやグラナ・パダーノを使います。この3種のブレンドも多くみられます。チーズの旨味が肝ですね。
もう15年はイタリアに行っていないので、最近の状況は分かりません。
我が家では、軽い風味で安いグラナ・パダーノを使う頻度が高くなっています。
卵も一人前黄身2個、黄身1+全卵など様々ですが、私はパスタ60gに対し黄身1+全卵くらいでソースを作ります。
ベーコンで代用してもかまいませんが、厚切り0.7~10mmくらいがよく、それを焦げるくらい炒めます。スーパーで売っているベーコンはおいしくないので、ベーコン探しから始めなくてはなりませんね。私は行きつけの肉屋で調達します。多くの場合ベーコンからでた脂はそのまま使いますが、私の場合はキッチンペーパーで限りなく拭き取ります。フライパンもしくは専用のボールでソースとパスタとベーコンをまぜ、限りなくクリーミーに仕上げます。
トロトロになるまで振って仕上げます。
生クリームや牛乳は入れないようにしてください。
スパゲティの比率が少ないカルボナーラ、小食なのでいつも50gくらいで作ります。
日本のイタリアレストランでおいしいカルボナーラが少ないのは、クリーミーでなかったり、チーズの量が足りなかったり、ベーコンがおいしくなかったり、ベーコンの焦がしが足りなかったりで、バランスが悪いからです。