パパ日記

11-12クロップ

10-11クロップの入港は8月には終了します。
イルガチェフェやコスタリカが通関し、パナマのベルリナGRやニカラグアが入港すればなんとなくひと段落です。8月にはbest of panamaのコトワ農園の豆や、柄澄めとは別の農園のゲイシャパカマラが入港します。

しかし、すでに11-12である来年の豆の数量や価格の交渉に入りつつあり、頭を悩ませます。
スペシャルティのトップオフトップの豆は早い段階(実がなる前)での買いが必要となります。
いいものは価格が高くとも、長期的に購入する信頼関係が必要ということです。
ワインのトレーダーとまったく同じ状況になりつつあります。

コーヒーもいい農園の豆は買い手が出てきますので、早く取り決めるようになりつつあります。相場が暴騰しましたので、極めて難しい判断が問われます。

この種の多様な修羅場を潜り抜け、世界で最高峰レベルのの豆を獲得する戦略を練るのが堀口珈琲研究所です。