サンタカタリーナのニュークロップを世田谷店で飲みました。
第一印象はスイートで、蜂蜜を入れたようでした。
農園主ペドロとはもう長い付き合いになりました。
アンティグアはグァテマラでよいコーヒーが生産される地域として世界中で認知されてきました。その中でも標高の高いサンタカタリーナは突出した香味でアンティグアを代表する農園です。
10年前はスターバックスとピーツコーヒーが大部分を使用していました。
当時はスターバックスの力の強い時代で、なかなか売ってもらえませんでしたが、初めて03-04クロップを50袋(69k)購入できました。
そして翌年の04-05には250袋購入し、その後、継続使用し、現在は生産量の大部分を堀口珈琲研究所が購入し、LCFメンバーとともに使用しています。
この8年間の歴史を顧みると万感胸に迫ります。
酸とコクのバランスがよくかつ安定した香味は、世界中の多くの農園の中でも最高峰レベルといえるでしょう。
歴史あるアンティグア。石畳の美しい町で、
ホテルや料理のレベルも高く、世界中から観光客が来ます。
農園は町から車で30分強で入り口までいけます。
農園は1600m付近から2000mまであり、大部分がアラビカ種のブルボンで、
ごく一部カツーラが植えられています。
農園はGPSで区画管理され、堀口珈琲研究所はブルボンを全量購入しています。
見事に完熟したブルボン。
フルーツはおいしいですね。花もきれいです。