パパ日記

トースト&ジャム

毎朝トーストにバター&ジャムが朝食ですので久しぶりにtokotowaのジャムを購入。
ジャムとコンポーの中間くらいで、果実がごろごろ入っています。
果実の質が問われる商品です。
甘みは蜂蜜のみのよわめで2回~3回で一ビン食べてしまいます。

 

 

右はパリのラシャンブルとアルザスのフェルベールのジャムでともに甘く一ビン食べるまでに少し飽きますが、バターとは相性がいいと感じます。
こちらはともに単一の果実のみのものは少なくシャンパンやハーブその他との組み合わせで味つくりがされます。日本のジャムのとは根本的にことなる味つくりで、コーヒーの創作ブレンドの世界に近いと感じます。
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今朝のコーヒー
エルサルバドル「シベリア農園」パカマラ種 ウオッシュト
パカマラ種はティピカの突然変異のマラゴジペとブルボンの突然変異のパカス種のハイブリッドで、エルサルバドルの研究所で開発された品種です。
この品種の香味に着目したのは今から14年前で、おそらく日本で初めて堀口珈琲が販売したのではないかと思います(定かではありません)。某商社マンに頼み輸入してもらいました。
エルサルバドルのいいパカマラは大粒で、ティピカのようなシルキーな舌触りがあります。
しかしこのシベリア農園のパカマラは、グァテマラのエルインヘルト農園のように華やかさが特徴で毎年購入してきました。昨年は当社伊藤も訪問しています。
今年は、明るい酸と甘いアフターテーストそしてなめらかなコクが特徴だと感じます。
素晴らしいコーヒーで、世界中の会社が欲しがる豆です。

 

 

この品種が世界的に有名になったのは、2006年頃グァテマラのエル・インヘルト農園の豆がコンテストで優勝してからでしょうか。パカマラ種がこれまでの中米の豆の香味の概念を覆した瞬間でした。
華やかで果実のような酸が新鮮で、ここからすこしずつ世界中にパカマラブームが広がって行った訳です。

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日本のビンテージカップ。
ノリタケなどは、戦前から米国、英国、インドネシアなど海外に多く輸出していました。
しかし、このカップはミッドセンチュリーの最中に北欧に輸出されたものと推測され極めて珍しいものです。
日本にビンテージカップを集め始めた時に知り合った方からいくつか譲っていただきました。
ある方の父上が陶磁器の会社を経営していた時のもので、古い倉庫の隅から発見されたもののようです。
製品としての品質は最上級ではありませんが、このデザインは日本的ではなく驚きです。