パパ日記

イルガチェフェ

今や イルガチェフェは世界中で人気がありますね。
イルガチェフェミッションでLCFのメンバーも現地視察しています。
昨日上原店にてエチオピアの素晴らしいイルガチェフェを12ロットをカッピングしました。

 

 

このような中から選択できる力を持てたと実感しました。
過去20年間イルガチェフェを追いかけてきて感慨深いものがあります。
堀口珈琲が、おそらくハイエンドのイルガチェフェの日本最大のバイヤーであることの証であり、それを実践する上原店の力でもあるでしょう。

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ウオッシュトのグレードワン。生豆もきれいでほれぼれしました。
カップはコリーンでどれも見事です。

 

 

堀口珈琲は、過去のエチオピアの農薬問題の最中でも、リスクを負いながらイルガチェフェを求め続けた例外的な会社でもあり、その思いは世界中のどの会社よりも強いものがあります。
1994年頃にこのコーヒーを初めて飲んだ時の衝撃は、10年後の2004年のゲイシャの衝撃に匹敵します。1990年代はドイツが最大のバイヤーで、スペシャルティコーヒーのムーブメントの前になりますので日本や米国ではほぼ流通していない時代でした。

 

 

今朝のコーヒー
エチオピア イルガチェフェ・コンガ
コンガステーションの豆。このようなステーションの豆が飲めるようになるのは最近のことです。
昨年の今頃、カッピングしてこのコンガとデボを選び購入しました。
ミディアムからフレンチまでの幅でローストできるいい豆です。
レモンティ、アフターにジューシーな果実感を感じることができます。
但し、堀口珈琲はロースト仕立ての豆を販売していますので、できることなら常温で最低1週間程度はおいてから飲んでください。香味が明確になっていきます。

 

 

パナマのコトワさんのゲイシャ・リオクリスタルはさらにもっと常温で寝かせてから飲んだ方がいいと感じます。2週間くらいはパッケージのままで、その後封を切り飲むのがいいでしょう。(豆の場合です、粉の場合は冷凍庫ですよ)やはり豆質が固いのでしょう。
ファーストリリースでまだわからない点がありました。
このあたりの解説をして販売すべきかは難しいところですので、入手機会があればお試しください。
圧倒的な香味で他の豆の香味をねじ伏せます。

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フィンランドのiittalaのあまりに有名なTEEMAです。
フィンランドのカイ・フランクが手掛けたもの。1948年にKILTAというシリーズで発表され、その後それを原型として1980年代から作られているのがTEEMAです。
シンプルモダンの極致です。
ビンテージで色の特別のものは価格が高く取引されます。