パパ日記

エチオピア

コロンビアがショートのためボコタ地域の小ロットの豆をカッピング。
また、トリマ地域のマイクロロットが10サンプル届き、後日カッピング予定。

さらにはエチオピア・イルガチェフェのQグレードの7サンプルが届きカッピング予定。

エチオピアは日本向けサンプルが直接とりにくい状況にありヨーロッパ経由で送ってもらう。
エチオピアのパートナーシップ関係にある輸出会社や日本の商社に協力してもらいました。

オークションシステムが変わり、トレサの明確な豆の輸入は困難になり、堀口珈琲の定番だった「イディド」ステーションの豆は輸入できない状態です。

 

さらには農薬の問題もありエチオピア問題はいまだ混迷の中です。
農薬といっても日本のみの極端に厳しい基準で、他の国は特に問題にはしていません。この問題を解決するために、輸入協加盟の日本のトレーダーは自主検査をし農薬が出ないことを確認して強制検査にまわし、輸入量が戻りつつありました。
しかし、この自主検査を省くひともいて、その結果またもや問題解決が遅れてしまいました。

 

エチオピアにとって、日本は最大の輸出国であったのですが、それができず、日本、エチオピアともに不幸な状態が継続されています。
問題は複雑ですので、セミナーなどで解説はします

イルガチェフェは、エチオピア最高峰の豆で、堀口珈琲はすでに15年前から使用しています。この豆には強い執着心をもっています。