パパ日記

8月

10年間セミナーで土日休みなしでしたので、一息ついて8月はセミナーを休み充電します。

 

長く店や会社を維持するには、変化や変革が必要です。
開業セミナーでは、「他店と違うことを20考えてください」といつも言いますが、その20くらいは2年くらいでアウトプットしてしまいます。ですからその後の2年維持するためには新たなインプットが必要です。
しかし、日常に追われ、考えることや又自分や店や会社に投資することができなくなり少しずつ衰退してしまいます。これは大きな会社でも同じことで、幾多の事例を目撃しています。店や会社には、その時代の空気や経済や価値観を観察して、常に変化や変革が必要です。

 

そのもととなるのは人間ですから、自己啓発という自分に対する投資は必要です。
会社から与えられるのではなく、自分で何をすべきか考える、仕事を通じて成長することが重要です。
と偉そうなことを言いますが、難しく考えないで、今の仕事をどのように楽しむかをいつも考えればいいでしょう。より楽しむためにはより高いレベルでの仕事が必要になりますのでやはり考えなければなりませんね。
「スポーツ選手が、よく試合を楽しみたいといいますが、そこには過酷な練習とそれに基ずく自信があるはずだと思います。」

 



さてさて、どうやって充電するか?
過去20年分の書類(10年豆まではパソコンが進化していませんのでデータは紙ですよ、産地に行き始めたころは写真もフィルムでしたよ)や書籍を整理します。
無くてもいいような膨大な資料ですが、何か見えてくるのもがあるのではないかと思っています。

 

今朝のコーヒー
エチオピア イルガチェフェ シティ
タンザニア ブラックバーン ハイ
エチオピアは華やかな酸があり、安心して飲めます。
ローストしてから1週間くらい常温で置いた方が味がなじみます。
コーヒーは焙煎したすぐがいいとは限らず、豆により香味は変化します。
200gを豆で3パック購入した場合には、2つは冷凍庫にいれ1つは密封容器で常温保管し3週間くらい味の変化を試してみるのもいいと思います。

 

特に、エチオピアやケニアは香味が変化していくのがよくわかると思います。
これは堀口珈琲のような炒りたてのコーヒーで試してくださいね。
タンザニアは、2週間くらい瓶に入れて保管しましたが、豆乳やイチジクっぽい印象もあり不思議でした。

 

テースティングによる香味の感じ方は、各自共通部分もあれば、違う感じ方もありますので、自分の感じた印象で記憶しておけばいいでしょう。
ソムリエでも、同じワインをブラインドでテースティングするとかなりの部分でコメントが異なります。ましてやコーヒーの香味はそんなに簡単に表現できるものではありません。いいコーヒーを香味を意識しながらたくさん飲んでいけば、あ…こんな香味もあるんだと気づくようになります。
堀口珈琲では毎年同じ農園の豆を多く使用していますので、その年の香味を楽しめますよ。

 

コーヒーカップはまだ整理中ですので今少しお待ちください。