伊勢丹から「FOODIE]の９月号が届く。
私は9/10から１６までのイベントに１３時から１８時近くくらいまではいくようにしますので、
皆様のご来店をお待ちしています。

今朝のコーヒー
エルサルバドル　シベリアW　パカマラ　
最近はパカマラブームです。
比較的中米の高地に適応性がありそうで、その華やかさがここ１０年で認識され、世界的な需要が拡大しつつあります。
堀口珈琲は、１０年以上前からこの品種に着目して使用してきましたので、何となく香味は把握していますが、シベリアがナチュラル等を作るとは想像しませんでした。
米国などの新しい世代などのリクエストが増えてきているのかもしれません。
ナチュラルに対し独特なものを感じるのでしょう。
イエメンやエチオピアのいいナチュラルコーヒーの体験が少ないからともいえるでしょう。

 
このシベリアは、ウオッシュトで基本の精製です。
「明るく華やかな香味のコーヒー」という表現がぴったりですね。
いいコーヒーは甘さを強く感じますね。

３０年以上前の喫茶店では、「砂糖は何杯入れます」などといって、相手のコーヒーカップに砂糖を入れてあげるなどという光景が普通でした。
しかし、今のいいコーヒーは砂糖なしで十分甘みを感じます。
焙煎が深くても甘みが舌に残ります。
人の味覚は変わっていきます。
私も40年以上前は砂糖を少し入れましたが、その後は入れません。
しかし、入れないことが通であるとか正しいという風潮には賛成しかね、人それぞれの愉しみ方があっていいと思います。

タンザニア　ブラックバーン　スレンチ（上原店）
深めのフレンチロースト。
しっかりした苦みですが、刺激は少なく半熱風の焙煎機の柔らかな味わいです。
上原に行ったときはお試しください。
このようなコーヒーは、ストレートで飲んでもいいし、カフェオレでも合います。
また砂糖や生クリームを入れてもすばらしい味のコーヒーになります。
あんこ系のパンや和菓子とも相性はいいですよ。