パパ日記

高齢者とシニア-2

シニアとは何か?
は明確な定義はありませんが、大まかには50代~70代くらいでしょうか。
マーケッティング的定義は、生活の変化(子供の独立、定年など)により消費意識や行動が変化し始めた時から健康や収入の変化により消費が低下する頃までというようなものです。最近は平均年齢が高くなり(男性80、女性85歳)、最近は60歳からの第二の人生を考える時代になっています。

 

 

この層を分析すると、本物志向とか、モノからコトへとか、新しく何かを始めるとか、地域などの横のつながりとか、健康に対する関心とか様々な行動が見られます。
私がそうですから……………。
現時点で団塊の世代はこの中に含まれ、いまだ消費を牽引していますので、各企業は様々なアプローチをしています。(反面若年層のマーケッとは、まったく異なります。)

 

 

敬老の日に総務省が発表した人口構成では、65歳以上が人口の25.9%(4人に一人)、75歳以上が12.5%(8人に一人)とのことです。

 

 

先日、たまたまサントリーの折り込みチラシで、「セサミンEXを1か月分抽選で無料」というものがあり電話したら、継続使用してくださいといわれつつ後日送られてきました。4000円くらいするサプリメントです。
そのため注意深く新聞を見ていたところ、ある日アンチエイジング系の商品の広告オンパレードでした。縁のない世界でしたのでびっくりでした。
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高齢化の中で、このような商品の市場がいかに大きいのか痛感した次第です。
しかし、コーヒーには1000年余りの歴史があり、現在のような嗜好品として定着するまでには食べ物(遊牧民族は果実を砕き油で練った)、ワイン(果肉を醗酵させた)、薬(果実を煮沸した)などの経路を経てきています。
コーヒーは、1日3~4杯でしたら健康に害はないと考えられますし、むしろ良い面も多くあると思います。
また2000年以降広まりつつあるスペシャルティコーヒーは、我々の世代が喫茶店文化の渦中で飲んだコーヒーとは全く品質の異なる高品質のものですので、その香味の世界もワインと同じように楽しめますので、ぜひ堪能してほしいと思います。
また、コーヒーは長い歴史の中でさまざまな文化をも生み出している飲みものですので、新しい趣味としても奥深く十分楽しめると思います。
いずれシニア層を対象としたセミナーも開催したいと考えている今日この頃です。
サントリーさんまだセサミンを飲んでいません。そのうち試しますね。