パパ日記

上海オープンとアストリア

錦織君がジャパンオープンで優勝しました。
今年は全豪からUSナショナルインドア、sonyオープン、バルセロナ、マドリード、全仏、全英、全米、マレーシアと追いかけ、wowowrとgaoraを録画してみてきました。

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フィジカル、メンタルともにパワーアップし、さらにサービスもよくなりレベルアップしてきたのがよくわかりました。昨年まではいつも故障して、棄権していたことを考えると大飛躍した印象でした。
何年も彼を追いかけてきたので、ジャパンオープンは涙なしには見れませんでした。
5日の試合終了後すぐに上海に飛び、上海マスターズですから、(上海はATP1000の大会でランキング上位選手はある程度出場が義務つけられ64人の出場です。ジャパンオープンは500の大会ですから32人でした。)恐ろしい日程です。

 

 

第7シードですので、1回戦がなかったのでよかったですね。
シードでなければ昨日の試合でしたから、休みなしで試合となりました。
昨年まででしたら、確実にどこか故障していたでしょう。

 

 

ニューヨークの「ウォルドルフ・アストリア・ニューヨーク」を中国の保険会社が2130億円くらいで買収したと新聞に載っていました。ヒルトンがその昔こののホテルを買収し最上級の旗艦ホテルとしていましたので、何故ヒルトンが売ったのかその理由は不明です。

 

 

このホテルは上海に「ウォルドルフ・アストリア・オンザバンド」があります。
上海のこの建物は、租界時代の1910年代頃(未確認)に建てられた歴史的な建造物を改築しオープンしています。
昔の上海の雰囲気とモダンさが融合したホテルで、一度は泊まりたいホテルの一つです。
残念ながらバーしか行っていませんが、価格は高く日本のラグジュアリーホテル並みで、銀座のバーよりは高かったと記憶しています。
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かつて日本のバブル時代に、三菱地所がニューヨークの象徴ともいえるロックフェラーセンターを2000億くらいで買収したのを思い出しました。
当時の米国では日本マネーに冷ややかな視線が浴びせられた象徴的な出来事でした。
(ゴッホの「ひまわり」などの絵画を日本が高額で落札したことも同じようなことでした)
冷ややかというよりは、資産買いあさりの象徴として多くも反発を買い、ジャパンバッシングが広がったとも記憶しています。
米国で日本の車を叩き壊すような映像がよく流れていました。
その後バブルが崩壊し、巨額の損失を出して精算しています。
私が店を始めたころの話になります。

 


今後100年間はヒルトンが運営を受け継ぐそうですが、ありばばの上場といい中国マネーが世界を席巻しています。出すぎてしまった杭を打つ力は今の米国には残っていないのか?チャイナバッシングが起きるのかはよくわかりません。

 

 

今朝のコーヒー
エルサルバドル シベリア  パカマラ
グァテマラ エル・インヘルト パカマラ

この両農園のパカマラは毎年安定した素晴らしい香味です。
白い花の香り、柑橘の華やかな酸にかすかに複雑な果実感が加わります。
それゆえ中米における他のコーヒーとの差異がみられます。
透明度が高く、澄んだ青空のようなコーヒーです。
前回のエル・インフェルトはやや曇った香味でしたが、今回は晴れた青空のような心地よい香味でした。
デリケートなローストが問われる豆なのでしょう。