パパ日記

テースティング

柿の季節ですね。
柿は日本特産品で、特に甘柿は日本が原産品ともいわれます。

 

 

佐渡のおけさ柿が届きました。
毎年ありがとうございます。
おけさ柿は渋柿ですが、炭酸ガスやアルコールにより渋を抜いていますので甘みがあり食べやすい柿です。
最近は柿ポリフェノールが赤ワインの10倍とも言われているのですが。

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今朝のコーヒー
コトワ ダンカン ゲイシャN
中米のナチュラルの品質は急速に進化しました。
シベリアといい、このコトワといい従来のナチュラルの概念を覆します。

 

 

数年前、もしくはよくない中米のナチュラルの香味は、
セルロイド、マニュキア除光液、石油臭などを感じました。
このようないい方や感覚は、他の方々とかみ合わないことも多くあり個人的な感覚です。
しかし、私の場合はこれらの言葉で香味の基準を設定してきています。
その強度や質により、どの位置にあるか?良し悪し?をはかる訳です。

 

 
このナチュラルはうす化粧で上品です。
コーヒーのプロでもブラインドであれば、ナチュラルと気が付かない人もいるかもしれません。
それくらい果肉臭がなく、いい状態だと思います。
従来のアメリカ人の感覚では物足りないというかもしれません。

 

 


日本でも
昔から発酵臭のようなダメージの香味をモカの香味としてきましたので、そのようなコーヒーに慣れている人は、この清楚なナチュラルの香味を簡単には理解できないかもしれません。理解するにはよい、悪いなど様々な中米のナチュラルを体験する必要があるでしょう。
優れた香味はこのコトワのナチュラルですので、そこははき違えないように正しく評価しなければなりません。

 

 

フレグランスは、「いちごミルク」のようです。こんなことをいうとまた何で?
と不思議がられそうですが、個人的なものとしてそんなイメージで香りをインプットします。
この極めて個人的でコンセンサスを得られないような感覚ですが、他の様々なナチュラルが出てきたときに、自分でその違いを確認できる訳です。
みなさんぜひお試しください。

 

 

明日はロースト担当の大瀧がローストを微妙に変えたゲイシャのWを飲んでみます。