今朝のコーヒー
パナマ コトワ・ダンカン W&N シティ
このコーヒーの特徴はボディ感にあり、ボディという感覚を理解するにはいいコーヒーだと思います。難しい感覚ですが、理解できるようになると酸との関係の中でコーヒーの香味の位置を理解できるようになり、他のコーヒーとの比較がしやすくなります。
ボディは粘性、舌触りなどでコーヒーの香味の骨格を形成するものです。
なめらかな舌触り、濃縮感のある香味だと思います。
ウオッシュトに特に感じられるでしょう。
これ以上の極上のフルボディ感は堀口珈琲のスマトラで体験できます。
ナチュラルは、ここ数年中米でトライされているナチュラルの精製の模範となる香味です。
ここまでたどり着くには幾多の試行錯誤があったと推測します。
優れたナチュラルの香味は、まずクリーンさにあります。
この香味が崩れると重かったり、発酵臭がしたり、オイル系のいやなニュアンスの味がします。
よければ、果実感がでたり、好ましい赤ワインのような香味も感じることができます。
このナチュラルはかすかにストロベリーのような味も感じることができ、上品で、嫌味な香味がなく優れたコーヒーだと思います。
WとNはその香味に大きな以外がありますのですぐにわかるのですが、このナチュラルは初心者ですとわからないかもしれないくらいよくできたものだと思います。