パパ日記

韓国・ソウル「カッピングクラス」

毎月1回で連続6回コースとなります。

ソウルで開催しますが、すでにコーヒー関係者で定員は埋まっています。

2回目は中米の基本の香味であるグァテマラ・アンティグアのブルボン香味をきちんととらえること。他のグァテマラや中米と何が違うのか?
ここが理解できないと中米全体の香味の判断ができないでしょう。
さらにはパナマを中心に実験的に取り組まれているナチュラルの精製の香味(中米ナチュラル)とトップグレードのブラジル、イエメン、エチオピアのナチュラルの香味の違いがどこにあるか見つけます。中米ナチュラルは天候に影響されるため毎年香味が違ってきますが、どのあたりが中米のオリジナルな香味かを探るといった感じでしょうか?
かなり高度なカッピングとなりますね。
ちょっと難しいですが、自分の判断基準を構築するための勉強でもありますので。
毎年多くのサンプルを繰り返してカッピングしていかないと本質的なところは見えないでしょうから継続こそが重要です。
堀口珈琲のコーヒーには、コーヒーのカッピング(テースティング)の素晴らしい教材がそろっていますので、家でも日常的に飲んでいけばトップグレードの香味が自然に理解できるように味覚が開発されると思います。
ただし、
1.必ず粉の香りをかいでください
2.抽出したコーヒーの香りもかいでください
3.初めの一口を飲んだ後に、この味は?と一瞬だけ考えてください。
初めはわからないでしょうが、これを繰り返していくと自然に味覚が訓練されていきます。カッピングセミナーに参加しそのポイントのみを確認すれば効果は絶大のはずです。