パパ日記

珈琲とカレー

昨日は冷たい雨でした。
コーヒー文化学会の常任理事会で神保町から近い学士会館まで。
学界といっても学術的とは言い難いですが、コーヒーを文化的な側面からアプローチしようとする活動は他にはないでしょう。
活動に透明性のないのは、緩いボランティア活動であるからかもしれません。
今回フェースブックに取り組むことにしました。
芸大の教授に就任した井谷さんが担当してくれます。

 

 

 

理事や会員には、日本のコーヒーの歴史、ロースターや喫茶の歴史などを体験してきた方もいますのでそのあたりは誰かがきちんとフォローしておかないと、日本のコーヒーの歴史的変遷や事実が消滅してしまうでしょう。

 

 

 

神保町は古書店のメッカであり、書物とコーヒーという喫茶文化も芽生えた場所ですが、今はその面影はなくなりました。
しかし、さぼうるやミロンガなどの古い店はけんざいですが、やや観光地化もしています。
ラドリオ、神田伯剌西爾、壹眞珈琲店、古瀬戸珈琲店なども歴史を刻んでいます。
紅茶のTAKANOさんも古いですね。

 

 
私がたまによる洋菓子の柏水堂さんもあります。
おそらくネルで入れたであろうコーヒーを温め直して提供します。
おそらく昔ながらのモカブレンドであろうと推測します。

 

 

 

また、この地はカレーのメッカでもあります。
私はよく共栄堂のスマトラカレーによりますが、昨日は欧風のボンディでビ―フを食べました。
1.480で甘、やや辛、辛があります。
小ぶりのゆでたジャガイモ二個が初めに出ます。
牛肉がごろごろ入ったカレーですので人気があるのでしょう。
11時半には満席で12時には並ぶのが普通ですが、カレーは喫茶と異なり滞留時間が短いため比較的早く動きます。
味は少々塩がきいています。
オペレーションい少々難がありますが、キッチン南海のカツカレーの2倍の価格でこの混みようはすごいとしか言いようがないです。
勿論キッチン南海の昼は大行列です。
神田は日大、明大、中大、専大、東京歯科大、共立女子、神田外大など大学も多く、OBたちはこの地に特別の思いのある人たちが多いと感じます。

 

 

 

ボンディは岩波ホールの横の神田古書センターの2階にあります。
このビルは不思議なおたく系の書店が多く入っています。
8階はH系で有名な芳賀書店です。
岩波ホールは通常は日本で上映されることがないような欧米以外の映画を主に上映しています。新宿の紀伊国屋ホールと並び日本の映画文化を支えてきた場所ともいえます。

 

 

 

神保町交差点近くにはカヴィアルというこれまた有名な欧風カレー店もありますがいずれ。
この地に思い入れがあるのは、学生時代を過ごしたこと、この仕事をする前に神田の映画専門の矢口書店にトラック1台分の書物を引き取ってもらったことなどの影響でしょうか?